自分の目標、人生の軸や指針ってなんだろう?
30歳にもなると定期的に考えるようになってきました
友人や家族の結婚式に呼ばれ、仕事では退職し独立する人たちを何人も見送ってきた
人は人生の岐路に立った時、何を基準に、何を軸として判断を下すのだろうか
そう思う時もありませんか?
今回は人生の軸・指針の重要性、その立て方についてお話します
人生の軸・指針って?
人生は選択の連続ってよく聞きますよね
「今日は何を食べようか」
「今日はどの服を着ていこうか」
「どっちの仕事からやっていこうか」
人は日々選択を迫られた中で判断をし続けています
つまりその選択の質によって行動、つまり結果が変わってきます
その判断基準こそが、人生の軸・指針ということです
人生の指針・軸は、潜在意識領域
ただ、わざわざ判断するたびに、「自分の軸はこうだから…」と考える人はいないと思います
それは人生の軸・指針というのは潜在意識に刻まれているからです
今までの経験や知識、感性や習慣を基準としています
つまり日々自分が何を思い考えているのかによって変わっていきます
潜在意識を書き換えると、現実に違和感を覚えて行動するようになりますが、
それは今までの判断基準が変わったことで取る選択も変わった結果、今までのことに違和感を覚えるようになるということです
1日に3万5,000回も決断する
そんな中で「1日に判断できる回数は限られている」とされています
ケンブリッジ大学の研究によると、人は1日に最大3万5,000回の決断をしているそうです
イメージ湧きづらいですが、それは正にどれだけ潜在意識で判断をしているかがよくわかりますよね
顕在意識で判断していることはそこまで多くないのです
その基準となる人生の軸・指針がハッキリとしているのかどうかはとても重要です
その判断が夢や目標に向かっているのか?
自分を成長させることなのか?今必要なことなのか?
それに気付けていれば意を決して厳しい道にも進めますが、潜在意識がサボってしまえば寄り道になってしまうことが多くなってしまいます
『決断疲れ 』という現代の病
仕事終わりってかなり疲れていますよね
1日に最大3万5,000回の決断をしていれば、さすがに疲れます
身体的な疲労と同様に、脳の疲労が疲労し徐々に判断の基準がブレたり質が低下していきます
普段健康に気を遣っていても、仕事終わりはコンビニのホットスナックや、スーパーのお惣菜に手が伸びてしまうのは、自分だけでないはず、です
スタンフォード大学のジョナサン・レバーブ教授によると、衝動買いも判断疲れによるものだそうです
人生の軸・指針が健康的な食事と思っていても、疲れた時は楽な方に流れてしまう
しかもその時は何かと理由が思いつきます
「今日は頑張ったから」「今は睡眠が優先だ」「明日やろう」
一説によると、人は言い訳を考える時、IQが向上するそうです
『決断疲れ』の対処法
RPGをやったことある方はイメージ出来ると思いますが、
判断はMP消費するイメージです
強い技を繰り出すとき=大きな決断ほどMP消費が激しいってことだと思ってます
残りのMPが少ないと強い技=重要な判断が下せないことになるのです
では『決断疲れ』をしにくくするためにはどうすればよいのでしょうか
最も大切なのは、ルーティン化することです
ルーティン化する
多くの成功者たちはルーティンをとても重要視しています
例えば、モーニングルーティン
それは朝一からの判断を極力減らすことで、仕事での重要な判断のエネルギーを残しておくためです
起きてすぐにすることの順序、何を食べるのか、何を着るのか、何時に出るのか
実は気付いていないだけで自分たちもやっていることではありますが、それを徹底的に決めて行動してみると、より朝からの疲れが無いのが実感できると思います
また、仕事中のデスク上の物の配置も決めるのも大事です
平均的な会社員は年間で150時間も探し物に充てているそうです
とても勿体ないですよね
そこで物の場所を決めておくことでその時間を無くして判断の回数も減らすことができます
基本は生産的なこと以外はルーティン化しているそうです
人生の軸・指針の決め方
では人生の軸・指針はどのようにして決めたらいいのか?
書籍やYouTubeでいくつもの見つけ方が紹介されています
自分も数年かけて取り組んでみましたし、今もたまにやっています
本当に様々なことをしてきた中で、これは良かったというものを紹介していきます
が、その前にとても大事なことがあります
それは、自分がやりたいことはインターネットには無いということです
どんなに人の軸・指針に感銘を受けたとしても、所詮は他人です
自分の中にしか答えはありません
自問自答を繰り返していくことが軸を見つける唯一の方法です
今から紹介するやり方も、数ヶ月かけて考えるキッカケをくれました
これをやればすぐに答えが出る!というものではないのかもしれません
ですが、まずは自分との会話をしてみるキッカケを与えてくれます
ぜひやってみて下さい
本当にやりたいことの見つけ方
八木 仁平さんが書かれた著書『世界一やさしい「やりたいこと」の見つけ方』
まず最初にこれを参考にしました
著書には、得意なこと×好きなこと
これを見つけることが大事だとされています
本の中で詳しく解説されていますので、メモを片手に時間を取って考えてみて下さい
人によっては数時間~数ヶ月と答えが出るまでの期間が違うとは思いますが、焦らずにまずはその2項目を挙げることが見つけるキッカケになります
なぜ?を7回繰り返す
こちらは『億万長者に学ぶ 自分の磨き方』という書籍で紹介されています
自分のやりたいことの理由に対して7回のなぜ?を繰り返してく
そうすることで、本当のやる理由が見つかります
自分は最初の3回ぐらいは表面的な、いい子ちゃんの回答といった感じでしたが、5回ぐらいからか、自分でも気付かなかった本当のやる理由が見つかりました
自分はなぜこれをやりたいのか、その理由は?
このように繰り返し聞いていくことで、自分の深層心理で眠っていたことに触れられたような感覚でした
本書は著者のディーン・グラジオーシさんがメンターに教わり、そして人々に伝えた結果どうなっていったのかというお話しがとても面白く、なおかつやる気の出るような本です
まとめ
自分はまだまだ確固たる軸が定まっていません
考えるたびに少し変わったりしています
それは1つ成長している証なのかなとも思います
最初は考え始めるのも面倒でしたが、最近はたまに考えるのも楽しいです
ちゃんと考え始めたのは、やはりいくつかの情報が重なった時
たまたま見た本の内容などの情報や、自分の悩みが重なった時
その時に感情がようやく動いて、行動になる
この記事が誰かのその一つの情報になってくれたらなぁと思ってます
コメント