「魅力的な大人がやらない『聖域化』~規律を守るためのマインドセット」

習慣

すごいことに気付いてしまいました

今回ご紹介する、聖域化と言われても、いまいちピンと来ないかもしれません

自分はこれに気付いてから、以下の変化がありました

「規律を保てるようになった」「自分との約束を守れるようになった」「目標が明確になった」

これについてお困りの方もいらっしゃるのではないでしょうか?

ぜひこの聖域化の内容を共有させてください!

聖域化とは?

まずは【聖域】とはどんな意味でしょうか

  1. 聖人の地位または境地。
  2. 神聖な地域。神社・寺院の境内、神が宿るとされる所など。「—を侵す」
  3. それに触れてはならないとされている問題や領域。
出典:デジタル大辞泉(小学館)

1と2は足を踏み入れてはいけない、いわゆる禁足地となる場所を指しています

今回は3のマインド面でのお話です


では今回扱うマインド面での聖域化とはいったいどういう意味なのか?

それは、

「やってはいけないとわかっていてもやめられない行動」

「今日は自分へのご褒美として特別扱いをすること」など、

自己管理における甘えや逃げ道として機能しているものを意味します

聖域化の典型例とデメリット

既に聖域化の意味をご理解いただけたかもしれませんが、もう少し典型例を挙げます

  • 頑張った自分へのご褒美:自分への報酬として、普段禁止や控えているモノやコトに手を出してしまう

  • まだ起きていないことへの言い訳:「コールドシャワー浴びたら風邪をひいてしまうかもしれから」「今抜いておかないとムラムラして集中できないかもしれないから」と、起きてもいない心配事への言い訳としてやってしまったり避けてしまう

  • 苦手な分野での聖域化:「自分はPCは分からないから」などと苦手意識があったり知らないことに対して知ろうともせずいに、自分には向いていないと決めつけてしまう

我ながら、書いていて胸が痛いです(笑)

どうしてもこういった言い訳は一瞬で思いつきますし、その時はあたかもそれが正当性があるように思えてしまいます

言い訳を考える時は一番IQが高くなるとも言われたりしますが、それを実感します


続いて、デメリットもご紹介します

  • 規律が乱れる:せっかく禁止していたことに対して、そこで崩れてしまうと一気に崩壊します
    これは実体験ですが、禁欲は特に他の欲に負ければ、次々と規律が崩壊してしまいます
    それに関する記事も書いてありますので、ぜひ合わせてご覧ください

  • リスクとリターンが釣り合わない:聖域化すると、ほとんどの場合リスクとリターンが釣り合いません
    リターンはほぼ短期的欲求が多く、よく考えればリスクを取ってまでやる理由はどこにもないです

  • 成長しない:苦手なことや知らないことに飛び込まなければ成長はありません
    見極めは必要ですが、やらない理由を探していることに気付いたら、リスクとリターンがどうなのかを意識してみてください

マインドセットと実践法

では、どのようにしてその【聖域化】に気付き、壊していくことができるのか

自分がやってみて変わってきていることをご紹介します

  • 目標の目的を持つ:「何のためにやるのか?」これが最も大事です
    その禁欲、その行動、その我慢は一体何を目指しているのか、何に繋がるのかを意識しなければなりません
    ただその目標は忘れてしまいます、自分だけですかね?
    すると誘惑を前に、IQが高くなり正当性を主張してきます
    もし何かの目標を立てたら、その目的も必ず横に書いて目に見えるところに置いておくのをお勧めします

  • 報酬の再設定:「ご酬=快楽」ではなく、「報酬=成長や達成感」につながるものに変更することをお勧めします
    自分は「ご褒美にスイーツ」ではなく「ご褒美にちょっとだけ高いお肉」に変えてみてます
    そんなときは変えている自分偉いと褒めてます

  • メタ認知:「これは本当に必要な行動なのか?」と問いかけるクセをつけること
    また、「今、自分は○○を欲しがっているやろうとしている」と思うだけでも良いです
    一度自分に問うだけでもIQの高い自分が静まって理性で考えられるのを実感するはずです
    自分は未だにできていないときはありますが、訓練していくとできるシーンが増えてきてます

  • 小さな挑戦の積み重ね:無理のない範囲で「聖域」に少しずつ変化を加え、柔軟性を高めてみましょう
    まずはやってみる、挑戦してみる
    それでもダメだと判断したら抜け出して良いと思います
    やっぱり何事もチャレンジですよね

まとめ

自分が聖域化していることに気付き、無くせるように実践してきた中で一番の変化としては、

自己有用感が高まったことです

「自分は自分との約束を守れる人間だ」こう思えることはとても誇らしいです

ウィリアム・マクレイヴン海軍大将がテキサス大卒業生に贈った有名な言葉

「世界を変えたいならベッドメイキングから始めよう」

この言葉を思い出します

スナック菓子やスイーツを食べたくなったり、自分へのご褒美を辞める必要は無いと思います

それをエネルギーに頑張れることだってたくさんありますよね

ただ、それだけを目標にしてほしくはありません

その頑張っていることは一体なんのためなのか

それを見直していくことが、目的の明確化や日々の成長に繋がっていくのではないかなと感じます

規律ある行動を積み重ねることで、自分への信頼感、安心感が生まれます

昨日はスナック菓子食べちゃいました、でも失敗しても大丈夫

自分も少しづつ成長して行ければなと思います

この記事の1つでも気付きになれば幸いです

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