禁欲を達成するのに最も大事なこと

習慣

「今月はお菓子食べない」

「これから1か月はオナ禁する」

この目標を幾度となく失敗してきました

今回は、そんな自分が最近気付いた禁欲を達成するために最も大事なことを共有していきます

結論

禁欲を達成するのに最も大事なことは、

その欲求は、他の欲求と繋がっていることを理解することです

どういうことか、以下でご説明いたします

欲求は繋がっている

禁欲とは、

ジャンクフード、お菓子、飲酒などの食欲

オナ禁やポル禁などの性欲

または自分を律するために遊びの誘いを断ったり、二度寝を禁止して朝活をするなどの行動欲

これらの欲を禁止、または抑制していくことです

全て本能に基づくことであり、それらを遠ざけることはとても難しいことはご存知かと思います

それでも禁欲を達成しているときの生産性の高さや充実感は代えがたいものです

自分の欲求のイメージは水の入ったポリ袋です

この中に入っている水が欲求で、ポリ袋は理性といったイメージです

欲求によって袋があるのではなく、全ての欲求が1つの袋に入っています

仮に1つの禁欲を破ってしまったとしましょう

理性が負けた状態ですので、袋に穴が開いたことになります

理性は脆いポリ袋です

1か所穴が開けばどんどん穴は広がっていき、水がどんどん漏れていきます

ちょうどこんな感じです

つまり1つの漏れが連鎖的に漏れていってしまう原因となります

自己を納得させる合理化

例えば、お菓子を禁止している時に他の目標として朝活をすることにしていたとしましょう

ある日朝目が覚めたがどうしても眠い、昨日夜更かししてしまったし昨日まで頑張ったから今日は休もうと二度寝をしてしまった

起きたらもうお昼過ぎ、今日やろうと思っていたことはできなくなり、今日はゆっくり過ごそうと思う

とりあえず食べやすいジャンクフードで昼食を済ましてダラダラ過ごす

今日は休息すると決めたから、今日ぐらいはと、体の良い言い訳をしてお菓子に手を伸ばしてしまう

やけに具体的ですがこんな感じです

自分の禁欲失敗歴はほぼこんな感じです

何か欲求を満たしたとき、ポリ袋から水が漏れて穴がどんどん拡がる

そして、自分にとってそれは致し方ないことだと納得させるような言い訳を考えつきます

この時が自分のIQが一番高くなる時だと自負しています

本当にそれが必要なことだと納得してしまうのです

・コールドシャワーを浴びよう → 今日は寒くて風邪ひいてしまうかも

・お菓子食べるの禁止しよう → 頑張ったご褒美がなきゃやってられない

・オナ禁しよう → この後集中できないかもしれない

どうでしょうか、身に覚えがあるのではないでしょうか?

仲間がいれば嬉しいです

水漏れを防ぐ2つの方法

では漏れないようにするにはどうすればよいのでしょう

方法は2つ

ポリ袋(理性)を強くする

水が漏れたら即塞ぐ

単純にこの2種類になります

それぞれ意味とその方法を解説していきます

ポリ袋(理性)を強くする

水が漏れないようにするには、理性を鍛えれば良いのです

ポリ袋のような理性を鍛えて、金属製のバケツにしてしまえばそうそう漏れません

大丈夫です、理性は鍛えられます

現代は便利な故、あらゆる欲求が簡単に満たせてしまいます

その為、昔よりも理性が弱くなってしまっているようです

つまり環境によっては理性は弱めることも強くすることも可能なのです

ここではその方法を2つお伝えします

メタ認知

メタ認知とは、自分が何を考えているのかを考えられる高次元の脳の機能です

具体的には、

  • 今自分はお菓子を食べたいと思っているな
  • 今自分はムラムラしているな
  • 今自分はやっても良い理由を考えているな

こんな感じです

自分が感じていることを思っていることを感じる

慣れていないときは、声に出してみると良いです

自分は何を感じて、今何を考えているのかに意識を集中してみる

これだけで、自分の欲求に気付けます

先述の通り、欲求とは本能的なものです

基本的には理性では抗えません

ですので、高次元なメタ認知をすることで、欲求に気付き、そこでまた理性を使って判断が可能になるのです

瞑想

また出ました、瞑想です

もうどれだけ幅広く効果があるのか分かりません

それほど瞑想を続けることは様々な恩恵を受けられます

脳科学的には、瞑想をすることで理性を司る前頭葉の働きが活発になることが証明されています

ちなみに、過剰なドーパミンを摂取すると、その前頭葉や海馬が委縮することも分かっています

過剰なドーパミンとは、ショート動画を観ること、激しい音楽を聴き続けること、ポルノを観ること、多くの糖や脂質を取る事で簡単に分泌できます

これらを禁欲することで抑制した上で、瞑想をするとより前頭葉が活発になり、理性を鍛えられるということです

まずは5分、静かなところでリラックスして座り、1点を見つめるか目を瞑ってください

色んな考えが浮かぶことでしょう

その度に呼吸に意識を返すのです

それをひたすらに繰り替えす

(あ、今考えてたな)これはまさにメタ認知でもあります

慣れてきたら10分や20分と増やしても良いと思います

瞑想は是非とも続けてほしい習慣の1つです

水が漏れたら即塞ぐ

水が漏れる=欲求に負けてしまったということ

ポリ袋(理性)の強化は漏れないようにすることでしたが、ここではそれでも負けてしまったときの対処法をお伝えします

漏れたことに気付く

欲求に負けた時、それに気づけるかどうか

ただ、そこだけです

禁止していたことをやってしまったと気付ければ、次々と穴が広がることをもう知っています

つまり、この後に自分が取る行動や浮かんでくる欲求に予測がつけます

それだけで衝動的な買い物や行動を防げるのです

気付くだけでそれほどの効果が期待できます

漏れた時の対処法を決めておく

先に水が漏れることを想定して、その対処法を決めておくことも有効です

その中身は人に寄りますが、自分ののご紹介します

  • オナ禁を破った時 → 友達にAmazonギフト¥500分を送る
  • お菓子を食べた時 → その次はスーパーでお菓子を買わない
  • ショート動画で時間を潰した時 → 一度スマホの電源を切る

こんな感じです

漏れてしまったことは仕方がないと諦めて、それに気付けるようなサインを自分に送るようにしています

このやりやすい方法は人それぞれですので、決まりはないですし、自分のように罰則を設けなくても良い方は取らない方が良いとは思います

まとめ

いかがでしたでしょうか?

禁欲を達成させるためには、理性を強化し水漏れを防ぎ、漏れてしまった時はそれ以上被害が拡大しないようにするように努めること

これが継続するためには大事になります

このことに気付いたのは、実は職場で怒られたことがキッカケでした

自分は医療系で働いており、医療事故が怒らないように細心の注意を払う必要があります

社内でよく言われていることは「緊張感」です

この緊張感が欠けた時、医療事故に繋がるミスが起こりえるのです

先日、ミスが起きかけました

院内が緊張感が欠けた雰囲気となり、若手のスタッフが最善とは言えない仕事をしていました

その原因は、数時間前自分が今からする仕事を報告しなかったことだと叱られました

自分の言動により、水が漏れ始め、それを塞がなかったためにどんどん穴が大きくなったと

反省しているとき、これは禁欲にも繋がるなと気付いたのです

自分を律することができていれば、水が漏れることはなく

穴を塞げば崩れる心配もありません

仕事のように緊張感を持ってやる必要はありませんが、理性を強化して自身を律することの重要性を知った経緯となりました

この記事で何か1つでも気付きになれば幸いです

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