世の中にはコントロールできることとできないことがあります
自分でコントロールできる部分に集中することが大事だとはお聞きしたことがあると思います
そのコントロールできることとは一体何なのか
特に大事な3つのことについて、お伝えします
『影響の輪』『関心の輪』
『影響の輪』『関心の輪』はお聞きしたことはあるでしょう
スティーブン・コビー著『7つの習慣』で示されていることです
Habits can be Designed様より引用
正に、
コントロールできること = 影響の輪
コントロールできないこと = 関心の輪
関心の輪に目を向けて、そこにエネルギーを注いだところで何も変わりませんし徒労に終わります
そこには一切目を向けず、コントロールできる影響の輪に注力しましょうというお話です
ここで大事になるのは、今自分がリソースを割いている物事はどっちなのか?ということです
どっちの輪なのかを見極める
図の通り、芸能ニュースや世界情勢については関心の輪の方がほとんどでしょう
ただこれが芸能関係やマスコミの芸能部の方であれば仕事への影響があるかもしれませんし、
世界情勢によって株価や物価が変動するとなると、影響の輪に入ってきます
その物事を0ー1で考えるのではなく、どこまで行ったら影響の輪なのかを考える癖をつけるしかありません
それについての良い言葉があります
馬を水辺に連れて行くことはできても、水を飲ませることはできない
イギリスの諺
「馬を水辺に連れていくことはできても」=影響の輪
「水を飲ませることはできない」=関心の輪
その物事を変えることはできません、他人も世界情勢も
ただ、それに対しての自分の思考行動は変えられるということです
とても大事な思考習慣です
では、自分にコントロールできることとは何なのでしょうか
魅力的な大人がコントロールしていること3選
お待たせしました、今回の本題です
影響の輪の中でも、特に大事なこと
自分でコントロールできることを共有します
- 血糖値
- 感情
- 行動
1つ1つ解説していきます
血糖値
いきなり思ってたのと違ったかもしれませんが、とても大事なことです
血糖値はある程度コントロールができます
Ⅰ型糖尿病を代表するコントロールできない病気もありますが、ある程度はできます
自分はお医者さんではありませんが医療従事者です
その重要性は特にお伝えしたいなとは思っています
詳しい解説は様々な機関が分かりやすく解説してくれておりますので、お譲りします
特におすすめの記事をリンクしておきますので、ぜひご覧ください
今回は、何故コントロールするべきなのかをフォーカスしてお話します
作業効率の上昇
血糖値が急激に上がれば、急激に下がります
その時はどうなるのか、誰もが経験あると思います
食後の眠気です
ある程度は仕方ないことでしょう
ただ、血糖値をコントロールできればその眠気を抑えることは可能です
朝食後ダルい、午後の作業に集中できない、となると仕事は進みません
いわゆる、生産性の低下が起きます
これを防ぐための方法はいくつもありますが、自分が実践していて良いと思ったことを挙げます
朝食は高GI値食品を避ける
GI値とは、血糖値の上がりやすさを示す指標です
全て変えている訳ではありません、今の自分には現実的ではないなと感じています
自分の朝食は決まっております
- ハチミツ・バナナ・ブルーベリーを入れたヨーグルト
- 素焼きナッツ
- ゆで卵
- ブロッコリー
- プロテイン
以前、パンやご飯、オートミールと色々と変わってきましたが、今はこの朝食が自分に合っています
午前中からの胃の重さなどは無く、好調です
食事中にスマホを触らない
一人で食事するとき、スマホを見ている方多いですよね
誰かと食事をともにするときもスマホ、テレビを見ながらという方も見かけますよね
それをどうこうというわけではないですが、単純に噛む回数が減って血糖値が急上昇する原因となります
食べることに集中すると、瞑想効果や、食事の所作が洗練され、より魅力的な大人へ近づけます
健康的な身体になる
どんな仕事も身体が資本です
どこかに少しでも不調を感じれば作業に集中できませんよね
血糖値をコントロールできれば、将来的な不調を遅らせることはできます
単純に肥満体系にもなりづらいです
高血圧や高脂血症、いわゆる生活習慣病
肌や爪、髪の毛も食習慣によって清潔感を失います
そのような未来の観点を加味して、健康的な身体をキープしていく為に、日々の血糖値のコントロールが大事にないます
以上が血糖値をコントロールするべきメリットでした
続いて、2つ目感情のコントロールです
感情
アンガーマネジメントをはじめとする、セルフマネジメント
自分で自分の機嫌を取ろうということです
日々ご機嫌でいること、これ以上に大切なことはあるでしょうか?
また、自分は大人の義務だとも思っています
正直、つい最近までは不機嫌なことが多く、上司によく指摘されていました
ご機嫌でいれば、自分にも周りにも良い影響が与えれます
不機嫌であれば、自分も周りも悪い影響が出てきます
下記はこちらの記事の引用ですが、不機嫌になると失うことリストです
丁寧さ | 心が乱れて雑になる |
優しさ | 意地悪をしてしまう |
笑顔 | 表情が固くなる |
集中力 | 雑念が多く色々と考えてしまう |
健康 | ストレスにより様々な健康を害す |
視野 | 気付くことが減る |
実行力 | やりたいこともやれなくなる |
これでも1部ですが数多くのことが失われるのがお分かりいただけると思います
不機嫌でいることは誰かに甘えている状況だと気付くことです
自分はこのことを日々思い返して修正しています
第2の矢
日々生きていれば苦悩は訪れます
思いがけない不運や、理不尽、大きな悲しみなど
そのようなことが起きても無理やりにご機嫌でいろということではありません
たあだ、ここで大事にしたい仏陀の教えがあります
『第2の矢』というお話です
人生にはとても歓迎などできない出来事が起こります
これらが第一の矢、痛みや悲しみを引き起こす事実
そして第二の矢とは、自分自身によって放たれるものです
それは私たち自身の反応であり、マイナスな感情です
怒り、悲しみ、妬み、僻み、後悔、苦悩、無力感
これらのどれもが苦しみを増大させるのです
第一の矢=事実を変えることはできません
それは関心の輪の中の話
第二の矢=感情はコントロールできます
その事実の受け止め方は人それぞれです
軽く受け流す人もいれば、深刻にとらえる人もいます
同じ事実に対して、立場や考え方によって自分自身に打つ第2の矢が違うのです
マインドフルネス
ではどのようにして第2の矢のような反応を抑えることができるのでしょうか
それはマインドフルネスを知ることです
今、何が起こっているのかを事実のみで受け入れる
そこに感情は入りません
ただ何かが起きた、それだけです
その事実に対してプラスもマイナスもなく受け止める
ただそういう事実があるということに気付くことです
例えば、上司が怒鳴っている、それによって自分が責めれている気分になって最悪だ
というケースでは、
上司が怒っている=事実
自分が責められている気分=第2の矢
ということになります
この場合は、あ、上司が怒鳴っているなとだけ感じるだけです
自分に直接関係のない場合は事実だけを受け止めて、それ以上は考えないようにしましょう
どんな風に受け止めても事実は変えられません
そのことに気付くだけで自分はかなり楽になりました
その手助けになってくれるのは、やはり瞑想です
瞑想はとにかくやってみることです
雑念が出たら戻す、それをただ繰り返すという何とも単純で面白くはないこの作業が、とてつもない効果を生み出します
ここでは解説するには1記事分になってしまうので割愛します
多くの方が紹介しておりますので、ぜひとにかくやってみることです
行動
3つ目は行動です
感情が内部のコントロールだとすると、行動が外部のコントロールです
行動することでしか現実は変わりません
潜在意識や引き寄せの法則などで、努力なし願っただけで願望が叶う!というような耳障りの良い言葉が散見されますが、それは言葉通りではありません
願い思い続けることで、基準値が上がり、努力とも思わず行動ができるようになると願望が叶うのです
行動無くして成功なしです
人生は決断の連続です
朝起きるのか、二度寝するのか
仕事するのか、休むのか
ジャンクフードを食べるのか、身体に良い物を食べるのか
このような行動をコントロールできれば、もちろん現実は良い方向に向かうでしょう
これができないからこそ悩んでいるし変われないという方が多いのだと思います
自分もそうです
甘えてだらだら過ごす時間もあれば、ジャンクフードを食べてしまうこともあります
ただ、自分で気付き、修正して元の道に戻る事が大事です
その手助けとなるのが、振る舞いの力と勝利者効果です
振る舞いの力は、先ほどの潜在意識を書き換えて基準値をあげる
理想の自分ならこうするという判断基準です
詳しくはリンク先の記事をご覧いただければと思います
勝利者効果とは、小さな正しい選択のをみ重ねると、正しい選択を取り続けていけるという行動心理学の説です
本当に小さなことで良いです
世界を変えたければ、ベッドメイキングから始めましょう
ウィリアム・マクレイヴン海軍大将
2014年のテキサス大学卒業式にて、アメリカ特殊作戦軍で司令官を務めるウィリアム・マクレイヴン海軍大将が、母校の卒業生に向けたスピーチの一部です
大きなことを成し遂げるには、小さなことからという正に勝利者効果を表した素晴らしい言葉だと思います
まとめ
いかがでしたでしょうか
魅力的な大人がコントロールしている3つのこと
- 血糖値
- 感情
- 行動
血糖値は意外だったかもしれません
昔は富裕層が太っていて、貧困層が痩せているのが、
今は富裕層が痩せていて、貧困層が太っているというイメージがあります
これは血糖値の部分の話にも多少繋がるのではないかと考えてます
感情、行動はいかに習慣化をしていくかが肝となります
いきなりは変わりませんが、ある日メタ認知を認識できたり、心の持ちようが変わってきていると感じるものです
色んな情報を得る中で、必ず被っていること、多く目にすることがあります
それが本質的で重要なことです
この記事の内容の1つでも何かの気付きになれば幸いです
コメント