目標は宣言した方が良い?隠しておいた方が良い?それぞれのメリット・デメリットを解説!

仕事のこと

目標の立て方や、目標の叶え方を検索すると、

【目標を周りに宣言しよう!】

【目標は誰にも言わずに黙々と進めよう】

という2パターンが出てきます

真逆のことを言ってますよね

自分が初めて知ったときは困惑しました

どちらかが嘘というわけではなく、自分がどっちに合っているのかを選択することが大事です

それぞれの特徴とメリット・デメリット、実践方法を解説しますので、ぜひ参照にしてみて下さい

宣言タイプ

まず初めに、目標を周りに周知する=宣言タイプを解説していきます

宣言タイプは、その目標を立てたことを友人や家族や同僚、またはネットで公開することで、退路を断ち、目標に集中することです

いわゆる『有言実行』

サッカー選手の本田圭佑選手は、メディアを通して目標を宣言したりしてますよね

ああして宣言することにより、どのようなメリットとデメリットが起こるのかを見てみましょう

メリット

まずはメリットです

主に『宣言効果』による具体的なメリットを挙げます

責任感を生む

人には1度言ったことは撤回しにくいという心理効果があります

人前で宣言することで意思が明確に固まり、目標達成のためのモチベーションになります

行動心理学では『パブリックコミットメント』といいます

応援される

宣言することで、周りから応援をされることでしょう

もしかしたら協力してくれる人も出てくるかもしれません

1人ではなく、周りと一緒なら心強いですよね

また、自分1人よりもより早く、高い目標を達成できる可能性が高まります

デメリット

続いて、『宣言効果』によるデメリットです

プレッシャーが生まれる

これをデメリットと言って良いかは微妙ですが、

宣言した手前、失敗できないなというプレッシャーが生まれます

これをやりたい!というwant to (~したい)の目標が、have to(~しなければならない) の目標になってしまう可能性が上がります

そうなると本来の形ではないですし、潜在意識からのブレーキがかかってしまいやすくなり目標達成ができなくなります

ドリームキラーが現れる

ドリームキラーとは、夢や目標を否定する人のことです

実際には、心配をしてくれてます

「危ないんじゃない?」とか「本当にそれで大丈夫なのか?」など

親族や身近な人ほど親身になってくれますし、その気持ちをないがしろにしてはいけません

しかし、それを真に受けるとせっかくの情熱も冷めてしまいます

満足してしまう

これが最大のデメリットです

何かの願いや計画を立てた時はウキウキしますし、高揚感があります

その勢いのまま、人に宣言することはとても気持ちの良いものです

そこで共感を得られたら猶更

気を付けたいのが、ここで1度満足感を得られてしまうということです

潜在意識は目標とのギャップを埋めようとする働きがありますが、宣言しただけで満足すると、その~したい状態が目標だと勘違いしてしまい中々前に進めません

現状を把握して、目標とのギャップを常に埋めることが大切です

寡黙タイプ

続いて、目標を誰にも言わずに進める=寡黙タイプを紹介します

言葉通り、立てた目標や夢を誰にも言わずに黙っておいてください

誰かに聞かれてもはぐらかすぐらいで良いです

紙に目標を書いて、部屋に貼っておくだけであればこちらのタイプになります

寡黙タイプのメリット・デメリットは、基本的に宣言タイプの裏返しです

メリット

ドリームキラーに邪魔されない

誰にも言わないことで、一人で集中できます

足を引っ張ってくる人や、心配をして的外れなアドバイスをくれる人とは無縁です

そのような人たちから距離を置けることは目標達成において多大なメリットとなります

本当にしたいことに集中できる

人の目を気にしせずに本当に求めるものに忠実になれます

宣言すれば、よく見られたい褒められたいという承認欲求が必ず顔を出します

それをコントロールできれば良いのですが、中々難しいですよね

寡黙タイプであれば、その必要はありません

自分の中にだけ目標を掲げて集中することが出来ます

デメリット

デメリットはたった1つですが、最大のデメリットです

孤独

とにかく孤独です

周りからは何を考えているのかも、何を目指しているのかも分からないために協力者もおらず、理解してくれる人は現れません

それでも黙ることに集中できるかどうかが課題となります

宣言効果でのデメリットでも述べた通り、話すことは快感を生みます

つまり話したいけど話さないことを選択するのは苦痛です

誰にも分かってもらえなくとも達成したい目標があるという信念が必要です

目標によって使い分ける

冒頭の通り、どっちが優れているというわけではありません

どちらもメリット・デメリットがあります

大事なのは、目標によって使い分けること

宣言した方が上手くいく目標

黙っていた方が上手くいく目標

それぞれあります

そこをタイプ別に仕分けられれば簡単ですが、そうもいきません

というのも、人によって性格や環境が全く違うからです

背水の陣で自らにプレッシャーをかけた方が頑張れる人もいれば、焦ってしまう人もいます

宣言してみたら批判される環境に居る人もいれば、応援されやすい人もいます

自分の性格と環境がどっちなのかをその都度考えてみて下さい

ただこれだと投げやりですので、自分の経験をお話します

宣言タイプが良かった目標

総じて、マイナスなことを無くすことかつ、自分自身のことは宣言タイプが即していました

具体的には、

  • 早起きをする
  • ポルノ禁をする
  • ダイエットをする

などです

今まで全て何度も何度も失敗を繰り返ていました

ある日決心して、いつの間にか失敗しててという感じです

そこで一般的にダメだと言われていることや、自分が止めたいことを宣言することで、自分自身にプレッシャーをかけました

自分は人に良く見られたい承認欲求のバケモノを飼っていますので、効果抜群です

ダメだったときは報告と罰則があると達成しやすいです

自分が取ったのは、ポルノ禁に反する友達にAmazonギフト¥500分を送っています

週間つくまでは周りに報告をしたり、途中経過を聞いてもらったりすることはかなり効果的だなと感じます

寡黙タイプが良かった目標

逆にこちらは、周りがやっていないようなことや大きな目標です

やはりドリームキラーはいます

幸運なことに、自分は家族との関係が良好でとても幸せです

ですので応援をしてくれますが、時に心配をしてくれます

その心配はもっともなことですし、的を得ています

ただそのような言葉を聞くと、自分の甘い部分が顔を出してしまうのです

同僚や上司も心配してくれる優しい方々です

「今日はやらなくていいじゃないか?」「休んでてください」などと声をかけてくれます

自分の経験のため、目標達成のためには本当はやった方がよいことも甘えてしまうことが多くありました

ですので、このような目標は人知れずにやった方が自分には合っているのかなと考えています

試しにどっちもやってみる

自分がどっちがやりやすいのか

それは極論、やってみないと分かりません

自分のように、宣言して違ったなとか黙々とやるのはキツイなとか

人生をかけての目標があるのであればそこは一旦置いておいて、

小さなことで試してみて下さい

上記の通り、ポルノ禁やダイエットとか、プラスの目標なら今月に限りの目標など

小さなことで失敗すればダメージも少なく済みますし、むしろ良い経験になります

恐れずにまずはやってみることが最も大事です

まとめ

いかがだったでしょうか?

今の目標がどっちに即しているのか

自分はどっちの方が合うのか

それをぜひ考えてみてください

1つでも参考になれば幸いです

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