「まぁ、いっか。」
こんなこと、ありませんか?
仕事でミスをして落ち込んだとき、「まぁ、いっか」と自分を慰めてしまう。
ダイエット中に「今日だけはいっか」とついお菓子に手を伸ばしてしまう。
やるべきだと分かっているけど、「まぁ、いっか」と後回しにしてしまう。
便利で優しいこの言葉、実はあなたの 成長を止める落とし穴 かもしれません。
「まぁ、いっか」が成長を止める理由

「まぁ、いっか」には 2つの問題点 があります。
現状維持を正当化してしまう
「まぁ、いっか」を使ったタイミング思い返しせますでしょうか?
私はモチベーションが下がっている時はこうなってしまいます。
・スナック菓子も1日だけなら、「まぁ、いっか」
・面倒くさいから、「まぁ、いっか」
・頑張ったご褒美だから、「まぁ、いっか」
このように何かと理由を付けて、
妥協してしまう時に使ってしまうんです。
本当はやった方が良いのは分かってはいるのにも関わらず、
つい楽な道を選んでしまう。
後で後悔するかというと、意外とそうでもありません。
「まぁ、いっか」と言うことで、自分を納得させているのです。
小さな妥協が積み重なっていく
最初は小さなことでも、積み重ねたらどうなるのか?
答えは、どうもなりません。
全てが現状のままです。
今の自分に満足をしていくのは大事ですし、
足るを知ることで満たされておくのは良いことですが、
まぁ、いっかで満足していると成長するはずがありません。
「まぁ、いっか」→「これが良い」の違い
「まぁ、いっか」と自分を納得させる前には、
必ずもう一つの選択肢があるはずです。
それは、
「○○だけど、まぁ、いっか」
この○○にあなたの理想が隠れているはずです。

イメージは、
「○○だけど」は天使(理想)、
「まぁ、いっか」は悪魔(現状)です。
「まぁ、いっか」 | 「これが良い」 |
---|---|
お菓子を食べる | ヘルシーな食事を選ぶ |
仕事を適当に済ます | こだわって仕上げる |
なんとなく時間を潰す | 休むときは決めて休む |
どちらの選択肢が、 「理想の自分」に近づけると思いますか?
悪魔の囁きに負けてしまえば、現状への満足により成長は止まります。
本当は自分自身は分かっているんです。
では逆に天使が勝つとどうなるのか?
「○○だから、これが良い」となり、そこにはこだわりが生まれます。
その積み重ねこそが、自分軸が形成するのではないでしょうか?
私の「○○だから、これが良い」というこだわり
私の仕事において最も大事なことは、患者様を治すことです。
治療中の「まぁ、いっか」は、
「こんなもんで良くなるかな」とか
「これぐらいで良いだろう」と決めつけて、
自分が楽してしまうことです。
体調が優れなかったりするとこういった思考に囚われがちです。
逆に、「これが良い」は、
どんな患者様にも、自分が納得のいく治療を、
今持っている技術を、全て注ぐことこそが、
私にとってのこだわりです。
仕事だけではなく、遊びにおいてもそうです。
こだわりを持って遊ぶ計画を立てた方が、全力で楽しめるものです。
また、休息においても、こだわりを持つことをオススメします。
遊びでは、成り行きの中でも、
「こっちに行ってみよう!」
「入りづらいけどここ入ってみよう!」
休息では、スマホを何となく見るのではなく、
「30分間は、絶対に何もしない!」
「今月までは頑張って、数日休む!」
というこだわりが、
メリハリと充実感を与えてくれるのです。
判断基準を「これが良い」にすることでその選択、
ひいては人生が充実することは間違いありません。
「これが良い」思考を習慣化する方法

ではその悪魔の囁きに負けないようにするにはどうするのか?
これにはとても時間がかかり、私はまだ抜け切れていません。
ライフハックのようにこれをやれば成果がすぐ出る!のようなものではなく、
何よりも、習慣化することが大事です。
少し抽象的な方法になりますが、確実に効果を実感していることをご紹介します。
気付く

自分が「まぁ、いっか」で選んだ行動はいくつあるでしょう?
逆に、自分がこれが良いと思って行動したことはいくつあるでしょう?
まずはそこに気づくことからです。
ノートに書いても良いでしょう。
「今日は○○を選んでしまった。」
「今回は○○とこだわって決めた。」
私は毎晩、5分間ジャーナルというものを書いています。
『今日素晴らしかったこと・達成したこと3つ』
『今日をより素晴らしくできたこと2つ』
とてもオススメです。
箇条書きで思いつくままに書けば、自分の天使と悪魔が積み重なります。
自我を切り離す

どんなに成功している人でも、疲れたり、誘惑に負けそうになる瞬間があります。
それでも彼らが良い選択を取り続けられる理由の一つが、
「自我を切り離す」こと です。
自我というのは本能に忠実です。
常にコンフォートゾーンに留めようとさせ、
理想の自分より、現状の自分を維持することを好みます。
何か負荷がかかることに取り組むとき、自我は言い訳を考えます。
- 「早起きしよう」 → 「8時間睡眠に達していないから」
- 「コールドシャワーを浴びよう」 →「冷えて風邪引くかもしれない」
一瞬にして言い訳が思いつくんです。
このときの私の頭の回転は、ビル・ゲイツをも凌ぎます。
そんな自我を切り離したら、こうなります。
理想の自分なら当たり前
これこそが、成功者たちが良い習慣を続けられる秘訣です。
私も『理想の姿のように振る舞う』ことで、現実がどんどん変わってきている感覚です。
この振る舞いの力に関してはこちらで紹介しておりますのでぜひご覧ください。
☞【潜在意識】理想の自分として振る舞うだけで夢が叶う – 科学的に証明された成功法則とは!?
まとめ
「まぁ、いっか」ではなく 「これが良い」 を選ぶことで、確実に人生は変わります。
仕事、遊び、睡眠に食事、全てにこだわりを持っていきましょう。
日々の判断を振り返った時に、満足感があるのか、ないのか
その差は人生の充実感、幸福感に直結します。
「今日も1日よくやった!」
「間違いなく理想に近づいている!」
こんな毎日にしていきたいですよね。
自分も日々内省して励んでいこうと思います。
今日あなたは何を食べますか?
今日これからをどう過ごしますか?
「これが良い!」
そんな日々を過ごしていきましょう!
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