足し算思考 vs. 引き算思考:禅に学ぶ成功への道

潜在意識

習慣が人生を変える!でも、その前に…

「もっと成長したい!」
「良い習慣を取り入れて、人生をより良くしたい!」

そう考えて、モーニングルーティンや成功者の習慣を真似している方は多いと思います。
今はミニマリズムやシンプルなライフも参考になりますよね。

実際、私もさまざまな良習慣を取り入れてきました。
食習慣の改善、ジャーナル、コールドシャワー、瞑想…すべて素晴らしい習慣です。

ですが、ある時ふと気づいたのです。

「どんどん新しい習慣を足しているけど、本当に意味があるのか?」

結果を出すためには、単に、良いことを足していくだけでは不十分です。
むしろ、不要なものを取り除くことが重要なのではないか?

それを実践してからは、生産性が爆上がりしたことを実感しています。

今日はその考え方、『引き算思考』についてお話しします。


結論:足し算思考をやめて、本当に結果が出るものに集中しよう

多くの人が「もっと良くなるはず!」と新しい習慣を次々と追加していきます。
ですが、時間もエネルギーも有限。

あれもこれもと足していくと、結局どれも中途半端になり、思ったような結果が出ません。

そこで大事なのが 「引き算思考」 です。

余計なものを削ぎ落とし、本当に効果のある習慣だけに集中すること。

この考え方を取り入れることで、よりシンプルに、確実に成果を出せるようになります。

では具体的にどうすればいいのか?解説していきます。

足し算思考とは?

「足し算思考」とは、
何か問題があるときに新しいものを追加することで解決しようとする考え方です。

例えば
✅ 生産性を上げたい → 新しいタスク管理アプリを入れる
✅ 体調を良くしたい → サプリを増やす
✅ お金を貯めたい → 副業を始める

もちろん、これらの方法が有効な場合もあります。

しかし、このやり方には限界があります。


足し算思考を続けるとどうなる?

① やることが増えすぎて続かない

シンプルに時間が足りなくなります。
結果として、すべてが中途半端になり、習慣化できません。

② 本当に効果があるものが分からなくなる

「とにかく良さそうなことを全部やる!」という考え方は個人的には大好きなのですが、おススメはできません。
何が本当に自分に合っているのか?結果に直結しているのか?が分からなくなってしまうのです。

③ ルールが増えて自由がなくなる

例えば会社でも、新しい問題が起こるたびにルールを追加するとどうなるでしょう?
ルールが増えすぎて、業務が複雑になる
確認作業が多くなり、仕事のスピードが落ちる

ルールは無限に増やすことができますが、人の注意力や労力、時間には限界があります
「とりあえず追加する」という発想だけでは、かえって効率が悪くなってしまいます。


パレートの法則:成果の8割は2割の習慣から生まれる

パレートの法則とは、成果の80%は、全体の20%の要素から生み出されるという法則。

引用元サイト【Repro】様 パレートの法則とは?具体例やマーケティングへの活用方法を紹介

つまり、たくさんの習慣を取り入れたとしても、本当に結果につながるのはごく一部なのです。

最初は足し算をしていくことで、良い結果が出ることが多いと思います。

自分も良い食習慣と散歩、コールドシャワーにピラティスによって、
メンタルの改善がなされてきたと実感してます。

これに良しとし、瞑想にビジュアライゼーション、音声学習やジャーナル、感謝ノート、目標を書いて毎日見る..etc

とにかく良いと紹介されていた習慣を取り込んでいきました。

もちろん変化はありましたが、結果に繋がっていないやり方も多くありました。

そこでようやく引き算思考に出会ったのです。

禅に学ぶ「引き算思考」

「引き算思考」は、禅の考え方とも深く関係しています。

例えば、
禅の瞑想は、『不要な思考を手放す』こと。
枯山水は、極限まで余計なものを削ぎ落とすことで、美しさを生み出す。

※スティーブ・ジョブズもこの禅の考え方を取り入れ、Appleのシンプルなデザインを生み出しています。

このように、「引き算の思考」を意識すると、
本当に大切なものだけを残し、シンプルに集中できるようになります。

禅のような引き算の思考を取り入れることで、今の自分から何を捨てて、何に集中すべきなのかを考えることができるようになっていきます。


実践!引き算思考を鍛える方法

① 持ち物を減らす

日々使っているバッグに無駄なものは入っていませんか?
自分は使っていないボールペン、いつかの書類、ぐちゃぐちゃになっているメモ帳が入っていました。
またお財布には、レシートや使っていないポイントカード。

カバンの中身を見直す → 余計なものを捨てる
財布の中身を整理する → 使っていないカードやレシートを処分

登山をする人が『本当に必要なものだけ』を持つように、
日常生活でも『必要なものだけ』に絞る習慣をつけることが大切です。

② 思考の整理(瞑想)

瞑想をすることで、日々思考を続けている脳に少しの余白を生んでくれます。
まさに思考の引き算です。

5分の瞑想を取り入れる → 頭の中をクリアにする
ジャーナリング、モーニングページ → 書くことで、不要な思考を整理する

まとめ:足し算思考をやめ、結果に直結することに集中しよう

新しい習慣を増やす前に「不要なものを手放す」ことを意識する
「パレートの法則」を意識して、本当に効果のある習慣に集中する
禅の「引き算思考」を取り入れ、シンプルに生きる

最初はいろいろ試すのも大事ですが、最終的には「本当に大切なこと」にフォーカスするのが成功のカギ。

と言いつつも、自分の実体験としては、まずは色んな事を試してみるのは良いなとも思います。

必要そうなこと、良さそうなことをまずは取り入れてみる。
試してみて「違うな」と思ったら、他のことをやってみる。

そうして経験をしなければ、本当に必要なものは見えてきません。

登山をしたことない方がパッキングしようにも、重要度、優先度が分からないのと同じです。

ネットにはある程度の知識は載っていても、それが自分に合うかはやってみないと分からないのです。

以前重要だと思っていたことが今ではそうでも無かったりしています。

人は日々変わっていく前提で、様々な経験をしていきましょう。

諸行無常、これも禅の教えの1つです。

あなたも今日から引き算思考を試してみませんか?

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