あなたは『成功したいなら、すでに成功者のように振る舞え』という言葉を聞いたことがありますか?
自分の理想や夢を既に叶えているかのように振る舞えば、その理想は叶う
言葉だけでは信じられないかもしれませんが、本当でした
ただ、疑念があるまま振る舞っていては効果は薄まります
なぜ振る舞うことで理想が現実化するのか?
今回は、納得していただけるようなご説明をいたしますので、ぜひご覧ください!
結論
成功者が実践している方法、それは『理想の自分』として振る舞うことです
理想の自分のように振る舞うことで、基準値が上がる
基準値が上がることで、『当たり前』の行動が変わり、自然と理想の自分に近づいていく
振る舞うとはどういうこと?

『すでに理想が叶ったかのように振る舞え』
これは様々な角度で提唱されている考え方です
『ビジュアライゼーション』『イメージング』
スピリチュアルな言い方では『既にある』とも言われます
成功者たちのエピソード
理想の自分の姿を想像し、もう既に叶えているような言動をすること
成功者たちは、そうすることで実際に成功を収めてきたと言っています
例えば、映画『マスク』『イエスマン』で有名なハリウッドスターのジム・キャリー
引用元 ジム・キャリーあの頃は本当に何も無かったので、そうすることで気分を上げていました。
帰りの車で「今は無いだけで、本当は手にしている」とね。
ジム・キャリーは、売れていなかった当時、自分でようにした小切手に欲しい金額を記入してお財布に入れていたそうです
また、格闘家世界チャンピオンのコナー・マクレガーは、
引用元 コナー・マクレガーボロボロの車でも「これはフェラーリなんだ」と思って乗ってたよ。
成功を信じ続ければ思いは現実化するんだ。
このように、他にも数多くの成功者たちが体現をしてくれています
先に理想を叶えた自分のように振る舞うことで、理想が現実化する
これだけでは、「よし、やってみよう!」とは思えないですよね
自分は初めて聞いた時は、ポジショントークじゃないかと思っていました
成功した人の発信は目にしますが、そうでない人の発信は届かないだけじゃないかと
ただ、実際はそうではないみたいです
振る舞いの力は科学的にも証明がされています
イメージだけでも効果はある!

ピアノの練習において、物理練習とイメージトレーニングの違いを比べた実験があります
その結果、イメージトレーニングだけで物理的練習の約50%の効果が得られることが分かっています

この50%というのは、脳細胞の形態の変化率が50%ということです
つまりイメージだけでも、脳の構造を効果的に変化するということなのです
脳のフィルター(RAS)が書き換わる
脳にはRAS(網様体賦活系)という機能があります
情報を選別するシステムで、必要のない情報を遮断する為のフィルターです
自分に必要な情報は意識に上げ、必要のない情報は遮断する
もしこの機能が無ければ、脳は一瞬でパンクすると言われています
RASを簡単に体験する実験をしてみましょう
今あなたの視界の中に赤色はどれぐらいありますか?
脳に命令しただけで、今まで気にしていなかったことに目が向くようになる
これがRAS(網様体賦活系)です

イメージすること、既に叶っているかのように振る舞うことにより、RASが書き換わります
すると、実現に向けて必要な情報が意識に上がってくるようになるのです
自分は2度無職の時期がありますが、働かなきゃなぁと仕事を探していた時期は、
やたらお店の『アルバイト募集』のポスターが目に入るようになりました
これも働こうという願望がRASを書き換えて、アルバイト情報という必要な情報を顕在意識に上げたということです
よくある勘違い

振る舞い・イメージングと、ポジティブシンキングとは明確に違います
「必ず目標達成ができる!」「夢を叶えることができる!」
ではなくて、「成功している」「夢は叶い続けている」です
既に叶っているように振る舞うことが大切です
それは、ポジティブシンキングだけではモチベーションに左右されやすいというのと、危険を伴うからです
ポジティブに思うようにしていても、
「でもこのままでは、」「自分には難しいかも、」
とネガティブな感情も生まれてくるものです
それもそのはずで、人は1日に6万回自分と対話し、そのほとんどがネガティブなことだという研究結果もあります
人は必ずポジティブな面とネガティブな面を持ち合わせている中で、無理やりポジティブな声掛けをしてもネガティブな心と戦うことになります
ポジティブな声掛けが悪いわけではないのですが、その戦いの結果はどうなるのか
達成した時は燃え尽きます
達成できなかった時は大きな挫折を味わいます
経験談ですが、前の会社にいた時は自分がまさにそうでした
無理やりポジティブな声掛けをして過ごしましたが、突然心が折れました
体調も崩し、思い返せば鬱症状でしたが、当時は気付かずに続けていましたね
モチベーションに左右され、気分の浮き沈みが激しかったのを覚えています
振る舞うこと・イメージングは既に理想の自分ですので、よし!やるぞ!という気合だったり根性は必要としないのです
ではどう思っていけば良いのでしょうか?
たった一つの言葉を覚えるだけです
『当たり前』で基準値を上げる

どのようにして振舞えばよいのか、何か選択をする時に
理想の自分なら『当たり前』と唱えることです
もし目標とする人がいるのであれば、
あの人だったら~するのは『当たり前』
このように考えることです
この当たり前という言葉を使うと、振る舞うのが簡単になります
自分は以下のような感じでやってみてます
『身体を気遣う自分なら、ジャンクフード食べないの当たりまえ』
『仕事で結果出している人ならば、早く起き1時間副業するのは当たり前』
『魅力的な大人なら、禁欲も副業も男磨きもして当たり前』
誘惑に負ける日はありますが、少しずつ、良い選択を出来るようになってきています
基準値が上がる
人は、潜在意識と現実とのギャップを不愉快に感じ、埋めようとします
心理学では『認知的不協和の解消』と呼びますが、その不快感を解消するために自然と動き始めるのです
振る舞えば、現実とのギャップが生まれ、それを解消するために自然と行動を起こすものです
自分では不快を避ける為の行動なので、努力しているとは感じないかもしれません
たまに努力せずに叶っちゃった等と聞いたりしますが、このことです
俳優のなり切る力
俳優さんたちが役作りをすると、まるで憑依したかのように性格や口調まで変わってしまうそうです
まさに、~ならあぁするだろう、これをして当たり前という状態です
彼らはその道のプロであるからこそというのもありますが、
他人を演じ切るというのは本当にすごいことだと思います
誰もが入り切ったことがある
じゃあ僕たちにはできないのか?というとそうではありません
実際に体験したこともあるはずです
ゲームや映画を見た後に、
感情移入した人物の口調や、自分が強くなった気分になったことありませんか?
僕は影響を受けやすいタイプなのもありますが、口癖がよくうつります
そこまでいかなくとも、映画やドラマを見た時にドキドキしたり緊張したり、驚いたりしてますよね
それは既に感情移入をしていて、少なからず入り込んでいるのです
それを日常生活の中に取り入れてみるだけです
意外とやればできるものですよ
この世は舞台、人はみな役者
理想の姿で振る舞ったら本当の自分はどうなってしまうんだという不安が浮かぶかもしれません
僕はそれは的外れな不安だと思っています
この世は一つの舞台だ。
シェイクスピア【お気に召すまま】
すべての男も女も役者にすぎない。
それぞれ舞台に登場しては、消えていく。
人はその時々にいろいろな役を演じるのだ
シェイクスピアの喜劇『お気に召すまま』の中のセリフです
僕はこの言葉を気に入っています
人はみな、家族の前、友達の前、仕事仲間の前
それぞれで対応が変わっているはずです
裏表のある人ということではなく、それが当たり前なのです
家族の中では子どもや親、パートナーの役を、
友達の前では良き理解者の役を、
仕事仲間の前では上司や部下、同僚の役を演じている
人はみなそういうものだと思っています
人はみな自分を演じる役者です
であれば自分がなりたい役に成り切ってみてはどうでしょうか
理想の自分に徹してみたら当然言動が変わるでしょう
この考えこそが自分を『当たり前』に前に進めてくれるはずです
まとめ
さぁ今から理想の自分ならどうするのかイメージしましょう
それを『当たり前』にしましょう
そうしていった結果、気付けば前に進んでます
スピリチュアル系の『既に叶っている』というのも、このRASというフィルターを書き換えて行動を促してくれる考えです
選択を迫られたときに、理想の自分ならどうするだろう?
これを繰り返すことです
理想の自分を『当たり前』にしていく
それこそが、自分を次のステージへと導く鍵なのです
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