ストレスを手放し、ご機嫌になる方法【2つのステップ】

習慣

忙しい日常の中で「ご機嫌」でいることって難しくありませんか?

人間関係や仕事、日々のストレスに左右されてイライラしてしまうこともありますよね。

本記事では、そんなあなたが自然体で毎日をご機嫌に過ごせるようになる2つのステップをお伝えします。

ご機嫌=自然体!その意味を解説

❝ご機嫌❞と聞いてどんなイメージをしますか?

ほとんどの方はポジティブで明るい状態を想像しますが、実際は違います。

これ自分も勘違いしていたのですが、

ご機嫌とは、自然体のことのようです。

ポジティブでも、ネガティブでもない。

どちらにも縛られない自然体な状態のことを指すようです。

機嫌に感情が乗ってくる

機嫌とは心の状態を指します。

ご機嫌は、ストレスが無い状態

不機嫌は、ストレスがある状態

そこに良し悪しはありません。

それがポジティブかネガティブかはそこに感情が乗っかっているのです。

無理なポジティブは不機嫌になる

こんな話をお聞きになったことはあるのではないでしょうか?

コップに半分の水が入っているという事実に対して、
「半分”しか”無い」のか「”まだ”半分ある」のか

コップの水理論 ピーター・ドラッガー氏

自分は、物事の捉え方次第でポジティブになれる!そう考えるようにしよう!と思いました。

しかしそれはこの本質ではなく、どんな事象にも両側面があり、どちらも正解ということです。

不自然なポジティブは、ご機嫌ではないのです。

例えば、笑顔にすることでポジティブになる。

アメリカの心理学者トムキンス氏が発表した「顔面フィードバック仮説」ですが、これもとても大事だとは思います。

しかしこういうのは表面上はポジティブですが、不自然でありご機嫌ではないのです

不機嫌=ストレスフル

ご機嫌=自然体であれば、不機嫌=自然体ではない。

では私たちはどういう状況によって不機嫌に陥りやすいのか?

これを理解しているだけでも、ご機嫌を保つ1つの対策となります

外発的動機は不機嫌になりやすい

外からの要因によって動くことを外発的動機と呼びます。

世の中にはやらないといけないことが大半です。

  • 仕事のノルマ達成:上司や会社からの期待に応えるためにこなす作業
  • 家事や掃除:部屋を片付けないと生活が乱れるから仕方なくやる
  • 税金や書類の提出:期限があるため避けられずにやらなければならない手続き
  • 人間関係の付き合い:嫌われたくない、場の空気を乱したくないから参加する飲み会
  • 健康維持のための運動:医者や周囲から勧められるから仕方なく体を動かす

何個思い当たりましたか?

そんな環境では中々ご機嫌にはなりづらいですよね。

自分でコントロールできない為に、ストレスを感じ不自然体ではいられなくなります。

つまり不機嫌になって、ネガティブな感情が乗ってきてしまう。

不機嫌になると失うことリスト

ここで、不機嫌になることで失ってしまうことを羅列します。

これでも一部ですが、心当たりがある項目があるんじゃないかなと思います。

丁寧さ心が乱れて雑になる
優しさ思わず意地悪な態度を取ってしまう
笑顔表情が固くなり、印象が悪くなる
集中力雑念が多く色々と考えてしまう
健康ストレスにより様々な健康を害す
視野気付くことが減る
実行力やりたいこともやれなくなる
「機嫌がいい」というのは最強のビジネススキル 辻󠄀 秀一 (著)

常に不機嫌な大人は、赤ちゃんと変わらない!?

外発的動機により不機嫌になり、それが態度に出てしまう。

それは、赤ちゃんも同じです。

「お腹が空いた」「おしっこした」「暑い寒い眠い」というストレスに反応して、親に助けを求めているのです。

このことを知った時、ショックを受けました。

  • 「不機嫌になれば、みんなが気を遣ってくれる」
  • 「不機嫌になれば、優しく接してくれる」

根底にはこういう思いが見え隠れしていることを見透かされた気持ちになりました。

常に不機嫌でいる人は、周囲に助けを求めている赤ちゃんと同じなのです。

でも大丈夫です。

自分で機嫌を取れる魅力的な大人になる方法はちゃんとあります。

それこそが次に紹介する「2つのステップ」です。

ストレスを手放しご機嫌になる方法【2つのステップ】

では実際にどうすればご機嫌でいられるのか?

今、自分が実践している2ステップに分けてお伝えします。

Step1.【感情に気付く】

自分が何にストレスを感じているのか?

それによってどんな感情になったのか?

漠然とは分かるとは思いますが、日々振り返って明確にしていきましょう。

その為に便利なやり方が2つあります

ジャーナルを書く

ジャーナル=日記です。

ここではご機嫌にフォーカスした書き方をご紹介します。

  1. その日の良かったこと、悪かったことを書く。
  2. それによってどのような感情になったのかを書く。
  3. そして、その出来事の抽象度を上げる。

ある日の自分の例を書きます。

  1. その日の出来事
    上司から見えない所で仕事をしていたら「お前が何をしているのか分からない」「逐一報告しろ」と言われた。
  2. その時の感情
    「あ、信頼されていないんだな」と思ってムッとした。
  3. 出来事の抽象度を上げる
    自分の能力や信用が疑われていると感じる状況にストレスを感じやすいことが分かった。
    ➡️「他人の信頼を得られていないと思い込むことで不機嫌になる

不機嫌な例を出しましたが、ご機嫌な場合も同様にやってみてください!

「思考しているな」と気付くだけ

ネガティブな感情が生まれた時、「今、自分は思考しているな」と頭の中で唱えてみて下さい。

先述のコップの水理論のように、全ての事象には両面があります。

そして、それにネガティブな感情が乗っています。

まずはそれに気付くだけです。

それだけで、事象をニュートラルな状況に持っていけ、ネガティブな感情に支配されることが防げます。

ですので、ジャーナル等で、メタ認知の練習をすることがとても大事になります。

メタ認知についてはこちらの記事で詳しく解説しております。

自己成長を引き寄せる!振り返りとメタ認知で魅力的な自分になる方法

Step2.【内発的動機で動く】

次は内発的動機で動きましょう。

  • 外発的動機=やらされていること・義務感
  • 内発的動機=やりたいこと・好きなこと

仕事においてそんなことばかりではありませんが、成功者や魅力的な大人はそのように自分のやりたいことにフォーカスしている印象です。

そのようになるために実践していることを2つ紹介します。

目的を原動力にする

「なぜ、あなたは働いているのですか?」

「なぜ、自分はこれをやりたいのか?」

まずはその目的をはっきりとさせることです。

その環境を選んだのは自分であることを自覚して、その目的は何なのかを考えてみましょう。

オススメの深堀り法は、7回のなぜ?を問うです。

これは、ディーン・グラジオーシ氏 著 『億万長者に学ぶ 自分の磨き方』で紹介されている方法です。

自分はこの本を一生手放すことは無いと思える本です。

ぜひ、ご一読ください。

この7回のなぜ?と問うと自分の深いやる理由が見つかります。

Googleには載っていません、自分に聞き続けて行きましょう。

今を懸命に生きる

良く言われていることですが、今を懸命に生きること

自分なりに言い換えるなれば、目の前の課題に集中してみることです。

実際に今を生きているかどうかではなく、

目の前の課題にチャレンジしよう!という姿勢が内発的動機になるのです。

そうすることで、やらなければならないことも、自らがやってみているという気持ちになり、ご機嫌でいられます。

まとめ

ご機嫌でいることの大切さを学んでから、良い状態で日々の仕事に取り組めています。

ただ、まだまだずっとご機嫌でいられることはありません

そんな中で、1つ大事だなと感じることがあります。

感謝をすることの大切さです。

やらなければならないことや、その環境に身を置いていること。

当たり前になっていることにも感謝をすると、ご機嫌でいられる気がします。

与えられた今日に感謝をすると、当たり前なことにもありがたく感じて不機嫌に囚われることがなくなってきた気がします。

まずはジャーナルを書いてみませんか?

感情に気づくことから、ご機嫌な自分づくりは始まります。

続けることで、きっとあなたも自然体で魅力的な大人に近づけるはずです。

一緒に進んでいきましょう!

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