「毎日ご機嫌で過ごせていますか?」
毎日、心から笑顔で過ごせたらどんなに素晴らしいでしょう。
けれど、現実ではイライラや落ち込む瞬間もありますよね。
ただ、そんなマイナス感情を出さないことは大人のマナーだとも感じます。
そんなとき、自分で自分の機嫌を取る方法があれば、人生がもっと楽になります。
この記事では、イライラや不機嫌な気持ちをスッと手放すための考え方や具体的な実践方法をお伝えします。読むだけでも心が軽くなりますので、ぜひ最後までお付き合いください!
そもそも、なぜ私たちは不機嫌になるのか?

私たちはなぜ不機嫌になるのか?
まずはここを理解しておくだけでも、不機嫌にならずに済むこともあります。
大きく分けて2つです。
期待を裏切られたとき
人は無意識に他人に期待をしてしまうものです。
- 期待通りにいかない仕事「任せた仕事の進捗が思ったより遅い…」
- やって欲しいと思っていること「家族がゴミ捨てすらやってくれない…」
- SNSの反応「投稿した内容が『いいね』もコメントもほとんどない…」
人は、物事への期待、願望が裏切られた時にご機嫌斜めになります。
~するべきという信念が邪魔されたとき
人それぞれ信念があります。
- 「食事中は会話を楽しむべき」
- 「SNSはポジティブな場であるべき」
- 「この前奢ったから今度は奢られるべき」
自分と他人の『当たり前』は違います。
この「~するべき」という信念の相違が不機嫌やイライラの原因になりえます。
ご機嫌でいられる3つのマインドセット

ではその不機嫌にならないようにするためにはどうしたらいいのか?
まずはご機嫌でいられるようなマインドセットをしておく必要があります。
1.関心の輪か、影響の輪か

スティーブン・コビー氏著『7つの習慣』で有名です。
その物事が関心の輪であれば受け入れ、
その物事が影響の輪であれば対処をする。
例えば、出かけるときに雨が降って来たとします。
- 「なんで雨なんか降るんだ!どうしてくれるんだ!」
- 「雨が降って来たな、傘かレインコートを用意しよう」
前者は関心の輪に目を向け、後者は影響の輪に目を向けています。
何事も、自分の影響下でしか変えられないということを意識しておくだけで、
「~するべき」「なんであんなこともできないんだ?」という不機嫌の素を取り除けます。
これはアドラー心理学の課題の分離と表現していますね。
相手の課題に踏み込まず、自分の課題に集中する。
まずこれを大前提として行きましょう。
2.評価、判断をしていることに気付く
- 「返信が遅すぎる!」
- 「あの人はまたこんな投稿してる、妬ましい」
- 「こんなこともできないなんてありえない!」
不機嫌やイライラは、その起きた出来事に評価判断をすることで生まれます。
一例です。
返信が遅い
↓
「返信が遅いなんてありえない!大切にされていない!」
という判断評価
↓
イライラ、不機嫌
その時にはこう唱えてみて下さい。
- 「あ、反応してるな」
- 「判断しちゃってるな」
こうして判断していることに気付けるだけで、感情をコントロールすることができます。
自分の内面に目を向けることを『メタ認知』と言います。
乱れた時にするには訓練が必要ですので、日々色んなことの度にやってみてください。
3.当たり前にこそ感謝をする
当たり前の反対語をご存知ですか?
『ありがたい』なんです。
自分が当たり前だと思っていることは、他人にとっての当たり前ではありません。
そう思っているだけ、たまにでも感じるだけで信念は柔軟になっていきます。
自分と相手の当たり前は違うと思えば感謝しやすいし、そういうことを言っているのかなとも思います。
ご機嫌でいられる実践方法

上記のマインドセットにしていくために、自分もやっている実践方法を共有していきます。
感謝ノートを書き留める
みなさんジャーナルは書いていますか?
書いている方はそのジャーナルに、
どうしても紙に書くのめんどくさいという方は、寝る前か入浴中に。
今日、感謝できることをお思い返しましょう。
何でも良いのです。
自分の昨日書いていたことを挙げます。
- 朝散歩するときに天気が良かった
- 温かい部屋と食事がある
- 今、心穏やかである
自分ができたこと、相手にしてもらったこと、当たり前なこと。
3つぐらいは日々あると思います。
ぜひ、やってみて下さい。
振り返ることの重要性
この記事を見ている方はもう知っている情報が多かったと思いますが、やはりどの書籍見ても同じようなことを言ってますよね。
それだけ大事なんだなと思います。
感謝ノートをつけていると感じるのは、
振り返るという習慣を身につけることが如何に大事かということです。
日々に仕事にプライベートに考えることは多く、
スマホからは大量の情報が流れ込んでくる。
そんな中では、自分を顧みるという余裕は無くなっていきます。
だからこそ、余裕のある人ほど魅力的に見えますよね。
自分を顧みる時間を作ることで、自分を大切にしてあげられます。
自分を大切にできる人ほど、他人を大切にできると思います。
自分がご機嫌でいられれば、他人もご機嫌でいられます。
まずはこの習慣、一緒に続けて行きましょう!
最後までご覧いただきありがとうございました。
コメント