辞める前には想像できなかったこと──自由になったはずなのに、不安が消えなかった理由

仕事のこと

辞めたら、もっと自由になれると思っていた

仕事を辞めたら、
もっとブログを書く時間ができて、
ゆっくり考える余白もあって、
解放感に包まれるのだと思っていました。

学生の頃の定期テストが終わった後のような、
「やり切った!」というあの感覚。

でも、実際は少し違いました。

確かに時間は増えました。
何もしないで過ごすこともできます。

それなのに──
何かをしていないと、気持ちが途切れてしまいそうな恐怖が、
思った以上に強くありました。


開放感よりも先に来たもの

正直に言うと、
開放感は“ほぼ無い”と言っていいかもしれません。

むしろ感じたのは、

  • 進んでいないのではないかという焦り
  • 何かに没頭していないと落ち着かない感覚
  • この時間は正解なのか?という疑問

不思議なことに、
何かに向かって必死に動いている時ほど、不安は少ない

忙しい時、没頭している時、
「考える暇がない状態」の方が、心は安定していました。

でも今は違う。


「進んでいる感覚」がないことの怖さ

今までは、

  • 決まった時間に出社する
  • 与えられた仕事をこなす
  • 一日の終わりに「今日も働いた」と思える

この流れが、
自分が前に進んでいるという実感を勝手に作ってくれていました。

でも今は、

  • 今日は何をするのか
  • どこまでやれば「良し」とするのか
  • それは本当に前に進んでいるのか

全部、自分で決めなければならない。

動いていないと不安になる。
でも、動いている実感が持てないと、もっと不安になる。

この感覚は、辞める前には想像できませんでした。


会社は「レール」を敷いてくれていた

改めて思うのは、
会社という場所は、良くも悪くもレールを敷いてくれていたということです。

  • 出社すれば仕事がある
  • 時間が過ぎれば一日は終わる
  • 成果がどうであれ、前に進んだ感覚は得られる

フリーになるというのは、
そのレールから降りること。

そして同時に、
自分でレールを敷くところから始めることでした。

これは自由ですが、
想像以上にエネルギーがいります。


自己管理やルーティンは「辞めてから」が本番だった

以前、
朝のルーティンや自己管理についてブログに書いたことがあります。

でも正直に言うと、
本当に必要だったのは、辞めてからでした。

  • 今日は何をすれば前に進んだと言えるのか
  • 何もしない時間をどう扱うのか
  • 不安とどう付き合うのか

決められた仕事がないからこそ、
「自分で決める力」がないと、簡単に立ち止まってしまいます。


正解よりも、「進んでいる実感」が必要だった

今感じているのは、
正解かどうかよりも、

進んでいるという実感がないと、火が消えてしまいそう

ということです。

その先が間違っているかもしれない。
遠回りかもしれない。

それでも、

  • 今日やったこと
  • 今日決めたこと
  • 今日少しでも前に進んだ感覚

これがないと、不安が膨らんでいく。

だから今は、
「何が正解か」よりも
「動き続けられる形」を探しています。


まとめ|辞めた後に初めて分かることがある

仕事を辞める前、
不安はたくさん想像しました。

でも、
辞めてからしか分からない不安が、確かにありました。

自由とは、楽になることではなく、
自分で進み続ける覚悟が必要なこと。

もし今、
辞めようか迷っている人がいるなら、
この感覚も一つの現実として知っておいてほしい。

そしてもし、
辞めたばかりで不安を感じている人がいたら、
それは異常ではなく、むしろ自然なことだと思います。

進んでいる実感を、自分で作る。
その練習が、今始まっただけなのかもしれません。

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