「なぜあの人はいつも自信に満ちていて魅力的なんだろう?」
私たちがつい目を引いてしまう、その人の秘密。
それは、「自分自身を振り返る」習慣にあります。
自分自身を振り返ること。
日々の行動や思考を客観的に見直すこと。
これを繰り返すことで、より良い自分に成長させているのです。
この記事では、振り返ることの重要性と、その鍵『メタ認知』についてお話しします!
このブログは魅力的な大人を目指す社会人として、自分磨きを続ける中で気づいたことをシェアしています。
ではどうぞ!
振り返りで起こる変化とは?改善の重要性
振り返る事の重要性は、
みんな言葉にしなくても何となくは理解しています。
私たちは、振り返ることで改善をしています。
改善
悪いところを改めてよくすること。「生活を—する」[補説]トヨタの生産方式を象徴する言葉として世界で知られる。
goo辞書
実はアメリカでは『Kaizen』と訳されたりしています。
補説にある通り、トヨタを始めとする高度経済成長期を支えた日本の製造業の強さの秘密の1つとして、『improvement』ではなく、『Kaizen』が使われるようになったそうです。
振り返り『改善』をし続けることで、成長に繋がるのです。
しかし振り返ることについて、詳しく考えたことはあまりないと思います。
振り返ることを種類別に考えてみましょう。
行動・感情・思考・人間関係・目標に分類してみました。
振り返りの5つのタイプとその活用法

振り返りにはいくつかの種類があり、
目的や状況に応じて違いがあります。
代表的な振り返りの種類とその特徴をご紹介します。
1. 行動の振り返り
目的: 自分の行動やパフォーマンスを見直し、改善点を見つける。
スポーツや楽器など、身体動作の振り返りのことですが、
日常でも応用できます。
最近、毎朝5分間、前日の行動をチェックするようになりました。
特に、SNSを無意識に触っている時間が多いと気付いてからは、
通知を切ったり、
アプリを削除したりしたことで、
時間にかなりの余裕が生まれました。

👉「あなたも、なんとなくやっている行動はありませんか?」
2. 感情の振り返り
目的: 自分の感情の動きを把握し、感情のコントロール力を高める。
正直に言うと、私は以前、感情に振り回されるタイプでした。
嫌なことがあれば、すぐに顔に出る。
イライラしては、誰かに当たってしまう。
そんな自分が嫌で、また落ち込む…
そんな負のループの中にいました。
最近では、イラッとした瞬間にも
「おっと、これは○○が原因かも?」と、
感情をコントロールしやすくなりました。
周りからも「落ち着いてるよね」なんて言われることが増えたのは、
この感情の振り返りのおかげです。

👉 あなたも、1日の終わりに“今日感じたこと”を3つだけノートに書いてみませんか?
「どんな感情があったのか?」「なぜそう感じたのか?」を言葉にするだけで、自分の心がスッと軽くなるはずです。
3. 思考の振り返り
目的: 自分の考え方の癖や論理の偏りを確認し、より柔軟な思考を育てる。
実は今でも私はとても頑固者です。
自分の考えが「正しい」と思い込んでいた時期がありました。
「こうすべき」と決めつけてしまうことが多かったのです。
しかし、振り返りを重ねることで、
今では「なるほど、こういう考え方もあるんだな」と、
相手の意見を受け入れる余裕ができました。
説明上手な人って、自分の思考をちゃんと整理してるからこそ、
伝え方も上手いんだなと実感しています。

👉 あなたも、1つの出来事に対して「他の考え方はないかな?」と問いかけてみてください。
思考に余白ができると、選択肢が増え、より柔軟な自分になれますよ。
4.人間関係の振り返り
目的:他者とのコミュニケーションや関係性の改善
1人反省会を開く人多いんじゃないでしょうか?
「なんであんな態度取っちゃったんだろ」
「こう言えばもっと盛り上がったかもしれない」など
自分はよく開催してしまいますが、
ネガティブなことは、とにかく書いてスッキリさせる!
これを繰り返していたら、自然と
「次はこうしてみよう」と前向きに考えられるようになったんです。
今では、相手の表情や感情を読み取るのが前より得意になった気がします。

👉 もし「人間関係、難しいな…」と感じたら、一度ノートに気持ちを書いてみてください。
思わぬヒントや気づきが見つかるかもしれません。
5. 目標の振り返り
目的: 自分の目標達成状況を確認し、必要な修正を行う。
これは本当に大事だなと、痛感しています。
以前の私は、
「目標は立てるけど、気づいたら忘れている」タイプでした。
手帳に書いただけで終わっていたんですよね。
でも、「目標の振り返り」を習慣にしてから、行動がガラッと変わりました。
毎週土曜日の夜に、
「今週、目標に対してどれくらい進んだか?」
「なぜうまくいった(いかなかった)のか?」
を振り返るだけで、「来週はこうしよう!」と改善ポイントが見えてきます。
特に効果を感じたのは、目標を小さく分けて振り返ること。
「1年後に○○を達成する」のではなく、
「今週は○○する」と、行動を細分化すると、達成感が積み上がり、自信もついてきました。

👉 あなたも、目標を「行動」に落とし込んで、定期的に振り返ってみませんか?
小さな達成を繰り返すことで、ゴールへの道がどんどんクリアになりますよ。
以上5つでした。

振り返りは、過去の反省ではなく、未来をより良くするための重要なプロセスです。
私が最近始めた「5分間ジャーナル」でも、日々振り返りと改善をしています。
詳しくは後ほどご紹介しますが、この「5分間ジャーナル」のおかげで、
イライラすることは減り、
目標が明確になり、
感情のコントロールができていることを自覚することが出来ています。
行動・感情・思考などの多面的な振り返りを行うことで、
自己成長だけでなく、周囲との関係性や目標達成力も大きく向上しているなと感じているのです。
続いて、この振り返る為に必須の能力「メタ認知」についてです。
メタ認知とは?自分を客観視する力を鍛えよう

「メタ認知」とは、簡単に言うと『自分の考えを、考える力』です。
自分の思考や感情を一歩引いて観察する能力のことで、
人間のみが持っているとされています。
メタ認知は心理学の研究でも重要視されており、
行動科学の分野では“自己制御力の要”とも言われています。(参考:)
(自分は今、イライラしてる…)
(自分は今、不安になっている…)
こうやって自分を客観視してみると、感情に流されず、
冷静に状況判断することができるようになってきます。
たとえば、以前の私はイライラするとすぐ顔に出ていたんです。
しかし、(あ、今自分怒ってる)と気づくようになったら、
気持ちがスッと落ち着いて、トラブルも減りました。
👉 メタ認知はまるで“心に余白をつくる魔法”だな、と感じています。
慣れてくると、
感情が動いた時と同時にメタ認知ができるそうです。
私にはまだできませんが、
徐々にイライラしたり不安になったりするときに、
ハッとすることが多くなってきています。
メタ認知を鍛える3つの方法

ありきたりですが、メタ認知を鍛える方法をご紹介します。
自分がやっている中で、特に効果的だなと思っている3つです!
- 5分間ジャーナリング
「今日素晴らしかったこと・達成できたこと」3つ
「今日をより良くできたこと」2つ
ノートに約5分間で書き連ねていきます。
書くのも振り返るのも簡単でオススメです。
私はいつも同じようなことを反省していることに気付けました。 - マインドフルネス瞑想
呼吸に集中し、湧き上がる考えをただ観察することで、メタ認知力が養われます。
私は、「目に見えて効果的だ!」というよりも、やっていると気分が落ち着くので続けています。
しかし、繰り返しにはなりますが、確かにここ最近はマイナスな感情が減っています。 - 読書
情報をインプットする方法の中で、一番余白があるのが読書だと思います。
文章を読み進めていく中でも、
「作者はなぜこう言っているのか?」
「答えはこうだろうか?」
と、自分の中で問いを生む時間がありますよね。
これが動画や音声学習とは全く異なるメリットだと感じます。
以上の3点にはある共通点があります。
どれも『余白』を生むものなのです。
余白が無いと、自分を顧みることができず、
成長する機会をみすみすと失ってしまっているのです。
魅力的な大人は余裕がある。
このようなメタ認知が出来ることで、
心にも所作にも余裕が生まれているのだろうと考えます。
振り返りが未来を変える始まり
振り返りとメタ認知は、
自分の未来を切り開く『最強の武器』だと思っています。
毎日の小さな振り返りが、
未来の大きな成長につながります。
これを習慣化すれば、
自分の考え方や行動が少しずつ進化し、
自然と魅力的な人変わっていくはずです。
まずは、今日1つの振り返りから始めてみましょう。
きっと1週間後、あなたの見える景色が変わっているはずです。
5分間ジャーナル、本当におススメです!
最後まで読んでいただきありがとうございました!
自分自身を振り返る習慣を取り入れ、魅力的な人への一歩を踏み出しましょう!
この記事が誰かの気付きになりますように。
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