素直な大人は魅力的?それとも未熟?自分でもわからない感情との付き合い方

習慣

喜んでいる大人って、ちょっと可愛い。
けど、何事にも動じない大人もかっこいい。


あなたは、どっちになりたいですか?

感情は出すべき?抑えるべき?

どうやらこのテーマは、
心理学・自己啓発・マナー・ビジネススキル・感情知能(EQ)などの分野で
頻繁に取り上げられているらしいです。

ただし、

  • 「ネガティブな感情を出す=悪ではない」とする最近の傾向もあり、
  • 「感情を素直に出せること=魅力」という論調も増えています。

つまり、ありふれているようでいて、
語り手の立場や視点によって大きく色が変わるテーマです。

だからこそ、「自分でも答えが出ていない」のが当たり前であり、
立場や状況によって答えが違うのかもしれません。

こういうテーマこそ、自分ならどうか?を考えてみたいと思います。

ネガティブな感情との付き合い方

怒りや愚痴、イライラなどのマイナス感情。

私にとってこれらは「出して後悔する」ことが多い。

周りに良い影響があるわけがない。
もちろん自分にも。


だから基本的には出さない。
ただ、それは「感じていない」わけでもない。

我慢しすぎると、鬱憤やストレスでおかしくなりそうになる。
アンガーマネジメントの本も読んだりしてみたけれど、実践するのは難しい。

だから、上手くかわし、溜めすぎず、捨てていく。
私には「反応しない練習」という書籍がとても役立った。

このストレスへの対応は人それぞれだけれども、
どこかで自分なりの対処法をまとめてみたいと思います。


【悩み】嬉しいのに素直に喜べない私

私が今迷っているのは、このポジティブな感情について。

私はどうしても喜びを隠してしまうクセがある。
思いがけない嬉しい出来事にも、驚きや感動した時も。

「あ、ありがとうございます…。とっても嬉しいです。」

文面にすると本当にこんな感じで、句読点が多くて遠慮がちな感じ、そんなイメージです(笑)

人前で素直に喜ぶことがちょっぴり恥ずかしいのです。
仲の良い友達の前ならできるのに。

「ありがとうございます!!とっても嬉しいです!!」

素直な人はこんなイメージ。

こんな感じで、
素直に「うれしい!」と言える人を見ると、すごく素敵に思える。
自分が何かして喜んでくれるとこっちまで幸せな気分になります。



でも一方で、常に落ち着いている人にも、尊敬を抱く。
全く愛嬌が無いわけではないが、感情の起伏が穏やかで、思慮深い印象を受ける。

皆さんの周りにもそのような方々がいらっしゃるのではないだろうか?


結局どちらが「魅力的な大人」なんだろう?
そう考えてしまう。

【仮説】感情を「どう出すか」「誰に出すか」

たぶん、相手との関係性や場面に応じて、感情の出し方を変えられる柔軟さが必要。

「出す」「出さない」
ではなく、

「どう出すか」「誰に出すか」
なのかもしれない。

誰にでも感情を出せる人は、もちろん魅力的に見える。
いわゆる「天真爛漫」な人だ。
愛嬌があって、その人がいるだけで周りが明るくなるような存在。

しかし私が思う「魅力的な大人」は、
例えば、何気ない一言に笑って「うれしい」と言える人。
あるいは、静かに目を細めて頷く人。

どちらも「大人の余裕」があるなと感じるんです。
そんな色んな一面がある人なのかな、とも思う。

【行動】まずは「ありがとう」から始めてみる

今の私にできることは、まずポジティブな感情をちゃんと味わうことなのだと思う。

「喜びを表に出すのが恥ずかしい」
この気持ちが私のポジティブな感情を押し殺しているのは確か。

感動を共有するためには、まずは自分から出してみることが大事なのかもしれない。

そしたら些細なことから
「ありがとう!」を伝えてみるのはどうだろうか?
笑顔でちょっぴり大きな声で。

今の私にとって「魅力的な大人」とは、
喜びを味わい、ちゃんと誰かと分かち合える人かもしれません。
だからまずは、「ありがとう」を素直に言える練習から始めます。

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