月5冊読んでも実践ゼロ…?読書量を減らして得られた意外な効果

習慣

「読んでるのに、何も変わらない自分」

ビジネス本を読み漁っていたある日、ふと気付きました。
「これ、前にも読んだ気がするな」「あれ?この内容…実践したっけ?」

20代後半で本を読む習慣がつき、月に5冊以上の本を読み続けていた私。
でも、何も変わらない。知識だけが積み上がっていく感覚に、虚しさすら感じました。

実はこれ、同じ悩みを持つ人がかなり多いんです。
“読書はしてる。でも、記憶に残らない・行動に移せない”。
そんな方へ、読書スタイルを見直すヒントをお届けします。


💡この記事で得られること

  • 本の内容をより深く記憶できるようになる
  • 読んだことが行動に結びつき、生活・仕事で成果が出る
  • 自分に合った読書習慣を再構築できる


🧠 なぜ「読んでるのに覚えられない・実践できない」のか?

  1. 情報過多で脳が処理しきれていない
  2. 「読書=ゴール」になっていないか?
  3. 記憶に残る読書には「意識」と「工夫」が必要

🔸情報過多で脳が処理しきれていない

月に5冊、時にはもっと読むこともありました。

でも、読み終えたときはスッキリしても、
数日後には「何が書いてあったっけ?」と曖昧になってしまう。

これは、脳が情報を長期記憶に定着できていない証拠。
特に色んなジャンルの本を読んでいると、ただの“流し読み”になってしまいます。


🔸「読書=ゴール」になっていないか?

「今月は5冊も本を読んだぞ!」
本を読み終わった時の”達成感”と”高揚感”ありますよね。

いつの間にか「何冊読んだか」が目的になってしまうこと、ありませんか?


私は読んだ冊数に満足して、
「知識を行動に移す」という本来の目的を見失っていました。

特にSNSや読書記録アプリで冊数を記録していると、「量」だけを意識してしまいがちです。


🔸記憶に残る読書には「意識」と「工夫」が必要

読書を単なるインプットにとどめず、
自分の言葉で書き出す・誰かに話す・すぐ使うなどの工夫が大切です。

例えば、授業を受けただけで覚えられる人はほとんどいません。
授業を受けて、教科書を読み、練習問題を解き、
反復して記憶を定着させてきたのです。

読書後にちょっとだけ手間をかけることで、
記憶への定着率や実践へのつながりが、まるで変わってきます。

情報を反復して記憶すること、
子どもの頃に当たり前にしていたこと、大人になったあなたはできていますか?

私は出来ていませんでした。


🧩私の経験:月5冊以上読んでいた頃のモヤモヤ

私の経験談になりますので、結果と実践法のみを知りたい方はこちらにジャンプ🚀

  1. 読んだはずなのに、頭に残っていない
  2. 読書=安心感?読んだことに満足していた自分
  3. 読書ノートも続かず、結局「読んだだけ」になっていた
  4. だから私は、「読書量」を見直すことにした

🔸読んだはずなのに、頭に残っていない

「あれ、あの本…結局何が書いてあったんだっけ?」

読書習慣が身につき、月に5冊、時にはもっと読むようになっていた頃。

読み終わる度、
「これ役立ちそう!」「これで変われる!」とワクワクしていましたが、

ふと、本棚に増えてきた書籍を見たときに、そのほとんどが、
内容をふわっとしか思い出せなかったのです。

そこから“読んだのに活かせない”ことにモヤモヤを感じ始めました。


🔸読書=安心感?読んだことに満足していた自分

気づけば、私は「読んでいる自分」に安心していました。
本を読んでいれば、何となく成長している気がする。

でも実際の行動はほとんど変わっていない。
本の内容にうなずくだけで、日常や仕事に落とし込めていない。

つまり、”成長した気になっていただけ”だったのかもしれません。


🔸読書ノートも続かず、結局「読んだだけ」になっていた

「読書の内容を記入していこう!」

皆さんも見聞きしたことあると思います。
「スプレットシートに記入して..」「読書ノートをつけると..」

ネットでこういう情報をみて試したりもしました。
でも、何を書けばいいかわからなかったり、正直面倒で続かなかったり。
次の本を読み始めると、前の本のノートは見返さない。

結果、「読む→忘れる→また読む」のループにハマってしまっていたんです。


📌だから私は、「読書量」を見直すことにした

このままじゃ時間とエネルギーがもったいない。

そう思って、あえて読む量を減らすことに決めました。

少ない冊数でも、ちゃんと記憶に残して、行動に移せるようにしたい。
「量よりも質」の読書スタイルを目指すようになったんです。

では、実際にどうやって読書の質を上げていったのか?
次の章で、私が実践している具体的な方法を紹介していきます。


📉思い切って「読書量を減らした」結果

  1. 読書量を減らすことへの不安
  2. 読む本を厳選するようになった
  3. 「読んだあと」の行動が変わった
  4. 読書を“自分の血肉”にするために

🔹読書量を減らすことへの不安

「今まで月に5冊読んでいたのに、減らしてもいいのか?」
最初は不安がありました。

「減らす=怠けている」と、どこか罪悪感があったし、
ここまで続けられた自信が壊れてしまいそうで怖かったのです。

結果としては、杞憂に過ぎませんでした。
寧ろ、読書量を減らしたことで行動に繋がっています。


🔹読む本を厳選するようになった

読む量を意識的に減らすことで、何を読むか?に敏感になります。

以前は気になるタイトルをすぐ買っていましたが、
今は「今の自分に必要か?」「実際に行動につながるか?」を基準に選ぶようになりました。

結果的に、1冊1冊との向き合い方が深くなったんです。

読みながら「これはどこに活かせるかな?」と行動ありきで考えるようにもなりました。


🔹「読んだあと」の行動が変わった

冊数が減ると、そのぶん1冊を「どう活かすか」に時間を使えるようになります。

以前は読み終えたら終わりだったのが、
今は「読後」が本番。

先述の通り、行動ありきの読書によって、
本との関係が“終わらない読書”に変わったんです。


🔹読書を“自分の血肉”にするために

情報をただ消化するだけでなく、
自分の言葉に置き換えたり、誰かに話したりすることで、記憶に残りやすくなりました。

少ない冊数でも、1冊から得られるものが圧倒的に濃くなる感覚があります。
「行動に移す」「思考が変わる」読書こそ、本当の読書と言えるでしょう。

本を“読んだこと”より、“読んだことで変わったこと”に目を向けてみませんか?

では、実際にどうすれば「記憶に残り、行動につながる読書」ができるのか?
次の章では、私が今でも続けているシンプルな読書術を3つ紹介します。


🛠実践方法:覚える・実践できる読書術3選

  1. 気になるフレーズにマーカーを引く
  2. 小さなルーズリーフにメモし、ジャンルで分ける
  3. 読んだ内容を「誰かに話す」か「SNSにアウトプット」

🔹気になるフレーズにマーカーを引く

まず最初に取り入れたのが、
”ピンときたフレーズには必ず印をつける”という習慣。

あなたは、
「売る為に本をキレイに残しておこう」とか、
「本を汚しちゃいけない」と考えていませんか?

図書館などでの借り物でなければ、どんどん書き込んじゃいましょう。
学生の頃の資料集みたいなものだと思って。

私も以前「また後で見返そう」と思いつつ、何も残さず読んでしまい、
結果として、そのまま忘れてしまうことが多かったんです。

今では、
「心が動いた一文」「使えそうな考え方」
には、必ずマーカーや付箋をつけるようにしています。

自分の記憶に“フック”をつける作業をすると、驚くほど記憶への定着が良くなりました。


🔹小さなルーズリーフにメモし、ジャンルで分ける

読み終えた後、マーカーを引いた部分だけを小さなルーズリーフに書き写すようにしています。

そして、「習慣」「仕事術」「人間関係」など、ジャンル別に分けて管理。

見返したいときにすぐ取り出せる、
“自分専用の知識カタログ”ができあがります。

紙で残すことで、スマホを開かずとも手に取れる。
しかも、書くという行動そのものが記憶の補強になるので、一石二鳥です。


🔹読んだ内容を「誰かに話す」か「SNSにアウトプット」

一番効果を感じているのが、このアウトプット習慣です。
「誰かに話す」「簡単にでもSNSでシェアする」
これだけで、自分の中で本の内容が整理され、自然と記憶に残るようになります。

誰かに説明しようとすると、「自分が本当に理解しているか?」が問われますよね。
そのプロセスこそが、最強の読書復習法だと感じています。

とりあえず、SNSに読書アカウントを作り、箇条書きでも良いのでやってみるのが最善です。
誰にも見せなくてもいい、非公開アカウントでもOK。
とにかく“言語化する場”を持つことが大切です。

上手くなくても、話せてなくても、
自分が覚えていればよいのです。

月数冊も読んでたときは、飽きてしまいましたが、
読書数を減らしていけば、無理なく続けられるはずです。


🎯読書は量より“記憶と行動”。あなたのスタイルを見直してみては?

  1. たくさん読めば良い、という思い込み
  2. 「どれだけ覚えて、どれだけ使えたか」がカギ
  3. あなたに合った読書スタイルを探していこう
  4. 読書を“行動”につなげて、人生を動かそう

🔹たくさん読めば良い、という思い込み

月に何冊も読んでいる=すごい、という感覚。

かつての私もそうでした。
SNSで「オススメの書籍」という投稿を見ると、自分ももっと読まなきゃと思ってしまっていました。

でも、読んだ数が増えるほどにモヤモヤが強くなっていったのも事実。
「量=質」ではないと気づいたとき、読書の目的が見えてきました。


🔹「どれだけ覚えて、どれだけ使えたか」がカギ

大切なのは、読んだことが“自分の中で生きているか”

たとえ1冊でも、記憶に残り、日常の中で使えたとしたら、
それはとても価値のある読書です。

読書は“成果をすぐ求めるもの”ではありませんが、
少しずつ行動が変わることで確かな効果が出てくる

”使う読書”こそが、自分を成長させてくれると実感しています。


🔹あなたに合った読書スタイルを探していこう

今回紹介した方法は、あくまで私のやり方です。
人によって合うスタイル、続けられる方法は違って当然。

マーカーが苦手なら、付箋だけでもいいし、ノートの代わりにスマホのメモでもいいと思います。
要は何でもよいのです。

大切なのは、「読むこと」ではなく、「読んだあと、自分がどうなったか」です。
あなた自身が楽しく、無理なく続けられる方法を探していきましょう。


🔹読書を“行動”につなげて、人生を動かそう

本は、人生を変える“きっかけ”になります。
でも、読むだけでは変わりません。

一文を記憶に残し、ひとつのアイデアを行動に変えることで、
それがじわじわと、自らの人生を変えていくのだと思います。

読書は“趣味”でもあり、“学び”でもあり、“自己投資”でもあります。
その力を最大限に活かすためにも、
「読む」だけで終わらない、あなたらしい読書スタイルを見つけてみてください。



🏁最後に

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
読書を通じて、自分自身の「思考」や「行動」に少しでも変化が起きたら、
それはきっと、とても意味のある一冊だったということです。

ぜひ、あなたも「読む → 行動」への一歩を踏み出してみてください📚✨

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