失敗を恐れていた自分が成長できた理由|チャレンジし続ける方法

潜在意識

「チャレンジしたい。でも、失敗が怖い…。」
そんな風に思ったことはありませんか?

自分はかつて、この恐怖に支配されていました。

毎日のように、上司に呼び出され、全社員どころか患者さんの前でミスを晒されたあの日々。

顔が真っ赤になり、ただ立ち尽くし、涙目で接客をしかなかった。
「お前、これでよく仕事できると思ってるのか?舐めんじゃねぇぞ」

それ以来、自分の中で『失敗=終わり』という意識が完全に刻み込まれたのです。

それからの自分は、絶対に失敗しないように行動するようになりました。
その結果、何も挑戦しなくなり、ただ「怒られない仕事」をするだけの歯車になってしまったのです。

ただ、今では失敗を恐れずにチャレンジする日々を送っています。

なぜ変わることができたのか?何が変わったのか?

同じ悩みを抱えるあなたに共有していきます。

今日はちょっと強めの言葉を使います。
でも、それは本気で伝えたいことだからです。少しでも響いたら、ぜひ最後まで読んでみてください。


失敗が怖いのはなぜ?

なぜ私たちはこんなにも失敗を恐れるのか?

それは、日本の教育が「正解主義」に支配されているからです。

学校では「答えは1つ」と教えられ、それ以外の考えは否定される。

皆さんは「黒板の前で間違えて恥ずかしい思いをした」という経験をしたことはありませんか?

『間違える=ダメなこと』そして『失敗=恥をかくこと』という認識が無意識のうちに植えつけられているのです。

社会に出たら答えが無い

では社会に出たらどうでしょうか?

会社に入ると、突然こう言われる。
「自分の頭で考えろ!」

その結果はこう。
「違うだろ。なんでそんなことも分からないんだ?」

答えが無い問いに追われて、自分なりの答えを出すと「違うだろ」と怒られる。

これがいわゆる、社会の理不尽

怒られたくないからイエスマンになり、

怒られたくないから上司の機嫌にお伺いを立てて、

怒られたくないから波風立てないように仕事をする。

今までは、1つの正解を導き出していたのを、複数の正解から状況に応じて最善策を出すという全く違う考えをしないといけなくなってしまったのです。

社会に出ると答えは1つではなく、「試行錯誤しながら学ぶことが重要なんだ。」

それに気づいたとき、少しずつ自分の考えを変えていこうと思いました。


失敗を恐れすぎると成長しなくなる

社会経験を積むほど、その先の展開が予想できるため仕事がしやすくなります。

確かに、会社の歯車としての役割を与えられて満足していた時期もあったが、

自分の成長を感じなくなりました。

「最近、新しいことに挑戦してないな」
「仕事はできるようになったけど、なんだか毎日が同じだ」

特にそう感じたのは、周りがどんどん成長していくのを見たとき。

新しいことに挑戦し、苦戦しながらも前に進んでいる後輩や、
次のステップに進んで退社していく先輩。

一方で、自分は「怒られない仕事」をこなしているだけ…。

それに気づいた瞬間、猛烈な焦りを感じました。

「自分はこのままでいいんだろうか?」

あなたも未来に対する漠然として不安を感じていませんか?


失敗を乗り越えるためのマインド

失敗すれば怒られるかもしれないし、恥をかきたくない。

でもこのままじゃいけない、何かを変えなければ成功はない。

当時、そんな思いが強くありました。

そんな中をもがく人が必要なマインドを共有します。

❝いつもの仕事❞に手を加える

波風立てず❝いつもの仕事❞をし続けていては、これ以上の成長はない。

そこで自分で変化を加えるしかありません。

当時、まずは失敗しても傷が少ないモノから取り組んでみました。

例えば、

会議の資料のデザインを調べて加えてみる。
→デザインの勉強も出来、他の仕事も任せられるように。

週に1日だけ誰よりも早く出社してみる。
→ すると、集中できる時間が増えて、仕事の効率が上がった。

挨拶をしっかりハッキリとする。
→上司や同僚から話しかけられることが増え、人間関係が良好に。

もちろん失敗することはありますが、小さいほどケガも小さい。

こんな小さなことでも、「新しいことに挑戦した!」という感覚が自信につながりました。


失敗しないことを❝恐れる❞

以前の僕は、ちょっとしたミスでも「うわぁやっちゃった…」と落ち込んでいました。

でも、今は違います。

失敗する度にこう考えて下さい。

「今日、失敗したのは新しいことにチャレンジしたからだ」と。

逆に数日間失敗が無かったら、「何にもチャレンジをしていないんだ」と。

トーマス・エジソンはこう述べています。

失敗をしたんじゃない。上手くいかない方法を発見しただけだ。

発明家 トーマス・エジソン

実に発明家らしい考えです。

言い訳に聞こえますか?

でも、世界の成功者たちは、みんな失敗を繰り返してきた。

私は『失敗しない人間』なんて、ただの凡人だと思います。


まとめ:失敗は怖い。でも、その先に成長がある


あなたは最近いつ失敗しましたか?
今のままで、本当に後悔しないと言い切れますか?

「いつか挑戦しよう」と思っている人間が、実際に行動することは99%ないんです。
今この瞬間、動き出せるかどうかがすべてを決める。

だから、今すぐスマホを閉じて、何か1つ新しいことをやってみてほしい。

ノートやメモに『後悔している失敗したこと』を挙げてほしい。
それを思い返して「チャレンジしたからだ」と考えてほしい。

ミスしても解雇されないし、
失敗しても倒産しないし、
傷ついても死にはしません。

私はこれぐらいのマインドを持ってチャレンジしています。

失敗は怖いけれど、避けずに1歩ずつ、無理のないよう。

今回はいつもより熱い口調になりました。でも、それくらい本気で伝えたかったんです。

一緒に成長して行きましょう!

最後のオマケ。

成功とは、失敗を重ねても、やる気を失わないでいられる才能である。

Winston Churchill(ウィンストン・チャーチル)

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