一人の時間を楽しめる人になる!孤独を味方にして「孤高」へと進む方法

人間関係

あなたは今、孤独ですか?
それとも、ひとりでいることを楽しめていますか?

私はこの問いに、長い間答えられませんでした。

一人の時間は好きなはずなのに、なぜか寂しくなることがある。
逆に、人と一緒にいるのに満たされないこともある。

そんなモヤモヤの中で、『孤独』と『孤高』の違いを知ったとき、
私は少しずつ自分の生き方を変えられるようになりました。

この記事では、私の体験を交えながら、どうすれば『孤独』から『孤高』へと進めるのかをお話しします。

もし今、”一人になるのが怖い” “でも誰かに依存したくない” と思っているなら、きっとこの記事が何かのヒントになるはずです。


『孤独』と『孤高』の違いとは?

まずはこの2つの違いについて見ていきましょう。

孤独とは?

「孤独」は、他者から切り離されたり、つながりが断たれた状態を指します。

あなたも、ふとした瞬間に『みんな楽しそうなのに、自分だけ…』と思うことはありませんか?

孤独には以下のような特徴があります。

  • ネガティブな感情:孤独感は不安や悲しみ、焦りを伴うことが多い。
  • 他者との比較意識:自分が一人であることを、他者と比較することで孤独感が強まる。
  • 依存欲求が強まる:孤独を感じると、誰かに助けを求めたくなったり、すぐに寂しさを埋めたくなる傾向がある。

孤独はあまり心地よくない感情で、無理に埋めようとすることで結果的に人間関係が薄まってしまうこともあります。


孤高とは?

一方で、「孤高」は、自分をしっかり持ち、他者に左右されずに生きる状態を意味します。

孤高な人は「一人でいる」ことを選択し、内面的な強さを持っているのが特徴です。

ポジティブな独立心:内面の充実を大切にし、他者に依存せず自分の価値観に基づいて行動できる。

一人の時間を楽しむ:一人の時間を「寂しい」と感じず、自分の成長のために有効に活用している。

他者の評価に左右されない:自分の価値を他人に証明する必要を感じない。

孤高は、自己理解や内面の探求を通じて、自分自身との関係を深めることから生まれるものです。

孤独がネガティブな感情と結びつきやすいのに対し、
孤高は積極的な「孤立」を通して、自らを高めるポジティブな状態と言えます。

どちらがより魅力的な大人かは明白です。


孤高に向かって行く行動

自分が孤高になるためにとっている行動をご紹介します。

ステップ1:自分を知る

まず一番大事なのは自己理解です。

あなたは自分のこと知っているでしょうか?
名前などではなく、本当の自分を。

実は、聴きなじみのある曲にもヒントがあります。

なにが君のしあわせ なにをしてよろこぶ
わからないままおわる そんなのはいやだ

アンパンマンマーチ

大人になってこの歌詞の重みを感じます。

自分は流れのままに生きてきて、最近まで好き嫌い、得意不得意を明確に分かっていませんでした。

というか考えたこともなかったのです。

徐々に焦りを感じ、自己理解に向けて、価値観や自分を見つめなおす機会を取り始めました。

最初はYoutubeから、
そして書籍から自分の価値観を見つけるためのヒントを得ていきました。

参考となった動画と書籍を載せておきます。

自己理解を進めるに当たり、大事なことが3つあります。

価値観は変わるもの:時間とともに移り変わっていくもの

ネットには載っていない:静かな空間でノートとペンを使う

感情に蓋をしない:ネガティブな自分も受け止める必要がある

これは自分を知る上でとても重要でした。

まずは、自分自身に目を向ける時間を取りましょう。

下記の書籍や動画を見て、ノートに書いていく。

それがまず初めの1歩でした。

ステップ2:他者を気にしない

「他者の目を気にしない」とは、
空気を読まないことではなく、”自分の意見を持つこと” です。

例えば、私はもともとかなり「気にしい」な性格で、つい人の顔色を伺ってしまいます。

数人で集まれば、自分が本当に話したいことよりも、相手が求める話題を優先してしまうことがよくありました。

意見を主張するシーンはそう多くはないですし、押し通すわけではありません。

他者の意見と、自分の意見は両方あって良い

そう思うことで自分は少し変わってきた気がします。

自分は日々、以下の習慣を取り入れています。

日記をつける:ありがたかったこと、成長できたことを振り返る。

他人との違いを理解する:人によって「~するべき」という判断基準があることを理解する。

ステップ3:一人の時間を充実させる

孤高でいるためには、孤独を感じることなく1人の時間を楽しめるようにすることが大切です。

自分の価値観に沿って、自分が喜ぶことを自分で決めて自分で行動する。

その積み重ねによりしっかりとした芯ができあがります。

1人旅行がとてもオススメです。
小旅行も良いですね。

心向くままにチャレンジしてみると、意外な自分の一面を垣間見れることがあります。

ついこの間、1人旅でとある旅館に泊まりました。
そこのスタッフの方々はみなさん笑顔で声をかけてくれて、
その度に「あぁ、自分はホスピタリティや人の温かさを大事にしているんだ」と気づきました。

書籍『夢を叶えるゾウ0』で紹介されている課題の1つ
『インターネットを一日断つ』
『自然の中でゆっくり過ごす時間を持つ』

これを1人旅行で実践することを強くオススメします。

人里離れた旅館で、ノートとペンを持ち自己理解を深める時間を取る。

こうして1人の時間を取ることで、自分軸が出来上がり、『孤高』へとつながります。

ステップ4:他者への依存を減らす

孤高な生き方には、自立が欠かせません。

自立しているかどうかが、孤独と孤高の大きな違いです。

未だ他者への依存を無くせてはいませんが、こんなことをやっています。

  • 孤独を感じることを感じる誰かと共有したい!と思っているなというメタ認知を行います。
    ただそれだけでもスッと落ち着きますし、気付いた自分偉いと褒めてます。
  • 複数のコミュニティに所属する:1つのコミュニティに所属していると依存しやすいです。
    個人的なつながりでも、会社としても、自分の色んな面を持っておくことだけで孤独は薄れます。

ステップ5:孤高な姿勢を貫く

最後に、孤高な生き方を身につけるために一貫性を保ちます。

これが出来ている人こそが魅力的な大人なのではないでしょうか?

自分軸があり、
他人に依存せず、
やりたいことに集中している姿は、
どんな人からも魅力的に見えるはずです。

貫くと言っても、ブレることもあるでしょう。

そこからいかにして戻せるのかという柔軟性も身につけていきたいです。


まとめ

依存せずに自立するということは、何にも執着しないこと。

執着を全て捨てたら解脱できるらしいですが、人類は未だに仏陀以外はできていないそうです。

SNSで人との繋がりがとても身近になり、なんとなくで生きていけるほど日本は平和です。

そんな中で、ふと「このままでいいのかな?」と思って行動をし始めただけで、少数派なんだと思います。

自分はそんな疑問を持ってから、今までの人間関係がガラリと変わりました。

離れていったときは寂しいかというと、実はそうでもなかったりします。

孤独を自ら選んだ時点で孤高が芽生えてます。

他者に依存せず、より自由で充実した生き方を目指しましょう。

この記事を読んで、『まずはこれを試してみよう』と思うことが一つでもあれば嬉しいです。

孤高への第一歩として、まずはこんなことを試してみませんか?

  • スマホを置いて、1人でカフェに行ってみる
  • 1日だけ、SNSを断ってみる
  • ノートに「今日の気づき」を書いてみる
  • 週末に1人で小旅行を計画する

小さな一歩からでも大丈夫。

あなたなりの『孤高』を見つける旅を、一緒に進めていきましょう。

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