「今日だけ特別」が続いていませんか? 甘えの聖域化を断ち切る実践法

習慣

「気づいていますか?自分が作っていた”甘えの聖域”に」

ある日、ふと気づいてしまいました。
「気づいてしまった。”今日だけ特別”が、もう10日も続いていたことに。」

カレンダーを見た瞬間、思わず苦笑いしました。
“今日だけ”のつもりが、気づいたら10日もスイーツを食べていたんです。

「頑張ったご褒美に」と思っていたはずが、いつの間にかそれが日常になっていた。
あなたも、こんなことはありませんか?

📌 頑張ったご褒美が、いつの間にか当たり前になっている
📌 運動を始めても、ちょっとした理由ですぐやめてしまう
📌 副業をやろうと思っているのに、なかなか手がつかない

これ、全部 「自分で作った甘えの聖域」 なんです。

自分はこれに気付いてから、以下の変化がありました。

「規律を保てるようになった」「自分との約束を守れるようになった」「目標が明確になった」

これについてお困りの方もいらっしゃるのではないでしょうか?

ぜひこの聖域化の内容を共有させてください!

聖域化とは?

「聖域」と聞くと、お寺や神社のような 「触れてはいけない神聖な場所」 を想像するかもしれませんね。
でも、ここでいう「聖域化」は、そういう場所の話ではありません。

自己管理における甘えや逃げ道として機能しているものを意味します。

たとえば、ダイエット中に 「今日は特別だからケーキOK!」 と決めたり、
仕事で 「PC苦手だからこれは後回しにしよう」 と思ったり。

こうした 「自分で作った甘えのルール」 が、知らず知らずのうちに「成長の邪魔」をしているんです。

私が作っていた”甘えの聖域”

私の中の甘えの聖域を晒していきます。
同じようなことがあれば嬉しいです。

  • 頑張った自分へのご褒美
    「今日は頑張ったから!」と普段は控えているスナック菓子や揚げ物、スイーツなどに手を出すことが日常茶飯事に。
    「自分は毎日頑張っているから」と”聖域化”

結果: 体調が悪くなり、パフォーマンスが落ちた。でも、やめようと思っても「今日だけは…」が続いてしまう。

  • まだ起きていないことへの言い訳
    「朝活したらその日眠くて集中できないかもしれない」「今トレーニングしたら明日辛いかもしれない」と、起きてもいない心配事への言い訳として避ける。
    やらない理由を並び立てて自分を守る”聖域化”

結果: 朝活を避けたけど、結局夜更かししてさらにパフォーマンスが落ちる悪循環に。

  • チャレンジしない自分を守る
    やったことないことや大して知ろうともせずに、苦手だと決めつけてしまう。
    可能性の中に生きる”聖域化”

結果:何もしていないため、全て同じまま。

我ながら、書いていて胸が痛いです(笑)

どうしてもこういった言い訳は一瞬で思いつきますし、その時はあたかもそれが正当性があるように思えてしまいます。

言い訳を考える時は一番IQが高くなるとも言われたりしますが、それを実感します。


聖域化するとどうなるのか?

さぁ私が上記のように、聖域化して逃げ続けた結果どうなったでしょうか?

  • 規律が乱れる
    実体験として、禁欲は特に他の欲に負ければ、次々と規律が崩壊します。

    ある日体調を崩し、食生活が乱れました。
    体調が治った後も、乱れた食生活はなぜかそのままに。
    しかも中断した朝活や、運動習慣まで再開しないままの日々が続いてしまう。
    もう体調は治っているのにも関わらずです。

    規律は1つ乱れると崩壊するのです。
    それに関する記事も書いてありますので、ぜひ合わせてご覧ください。
    欲望に負けない自分になる!禁欲成功の鍵と実践的な対策3選

  • リスクとリターンが釣り合わない
    聖域化すると、ほとんどの場合リスクとリターンが釣り合いません。

    「やらないことで得られる一時の快感(リターン)」と、
    「リスクを取ったことで得られる成長(リターン)」とでは雲泥の差です。

    「今日は寒いから、冷水シャワーは止めておこう」
    →冷たいのが嫌なので避けたため、集中力が保たない結果に。

    「疲れているから、ランニングはまた明日だな」
    →疲労を言い訳に運動習慣が乱れる。

私は自分に体の良い言い訳を並べて、チャレンジすることから避けていたのです。


「聖域化」を壊す3つの方法

では、どのようにしてその”聖域化”に気付き、壊していくことができるのか?

私はまずYoutubeの自己啓発系の方々を参考に始めてみました。

「継続力」をキーワードに動画を見てみることをオススメします。

特にこの方のチャンネルがオススメです。
Ryuの自己管理室

書籍や動画で紹介されていて、実際にやってみた結果、
効果的だった3つのことをご紹介します。


① 目標の「目的」を思い出す

「禁欲」とか「自制心」とか言うけど、結局 「なんのためにやるの?」 って思ったんです。

例えば運動習慣をつけるのは、ただ痩せるためではなく、「自信をつけたいから」 だったはず。

私は 目標の横に『なぜ?』を書くようにしています。
「朝活する → なぜ? → 自分をもっと好きになるため」
「運動する → なぜ? → 健康で自由に動ける人生を作るため」

すると、不思議なことに 誘惑に負けにくくなったんです。


②「ご褒美」のルールを変える

「報酬=快楽」ではなく、「報酬=成長や達成感」につながるものに再設定しました。
自分は「ご褒美にスイーツ」ではなく「ご褒美にちょっとだけ高いお肉」に変えてみてます。

🍖 「高めのステーキを食べる」(栄養も取れて満足感あり)
📖 「気になってた本を買う」(知識も増える)

自分が嬉しくて、尚且つ目標に準ずるものだと気分も上がります。

③メタ認知を活用する

欲望に負けそうなとき、ただ一言、「今、自分は○○をしたくなっている」 と心の中で言います。

例えば…
「今、自分はチョコレートを食べたくなっている」
「今、自分はYouTubeを見たくなっている」

すると、不思議と 「あれ?本当に必要?」 と冷静になれるんです。

私は最初、正直「こんなことで変わるの?」と半信半疑でした。

でも実際にやってみると、ふと我に返る瞬間が増えています。

「今、自分はYouTubeを見たくなっている」と口に出した瞬間、
「あれ?今ってブログを書く時間じゃなかったっけ?」と思い直し、
結局スマホを置いたことが何度もあります。

今やろうとしていることをつぶやくだけです。

ぜひやってみてください。


まとめ

自分が聖域化していることに気付き、無くせるように実践してきた中で一番の変化としては、

自己有用感が高まったことです。

「自分は自分との約束を守れる人間だ」こう思えることはとても誇らしいです。

ウィリアム・マクレイヴン海軍大将がテキサス大卒業生に贈った有名な言葉。

「世界を変えたいならベッドメイキングから始めよう」

この言葉を思い出します。

スナック菓子やスイーツを食べたくなったり、自分へのご褒美を辞める必要は無いと思います。

それをエネルギーに頑張れることだってたくさんありますよね。

ただ、それだけを目標にしてほしくはありません。

その頑張っていることは一体なんのためなのか。

それを見直していくことが、目的の明確化や日々の成長に繋がっていくのではないかなと感じます。

規律ある行動を積み重ねることで、自分への信頼感、安心感が生まれます。

昨日はスナック菓子を食べちゃった。でも、失敗するのは悪いことじゃない。

大事なのは、「その次にどうするか」。

もしあなたも「甘えの聖域」に気づいたら、今日から小さなことから変えてみませんか?

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